パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ403―「薬が効いていないと・・」

 

さて今日は、リハビリの予約日であるが、今回は通常のリハビリでなく「特別障害者」申請用診断書の空欄を埋める日だ。 空欄と言っても、主に関節の可動域の角度を記入する様になっている。 

 

そこで、一応、いつものM医師の予診を受け、妻が受付に受診案内票と診断書を出すと、受付嬢が後者をI士に渡してくれた。 やがてI士が現れて、リハビリ室まで杖と彼のエスコートを頼りに、歩いて行った。 と言うのも、私がI士に呼ばれて、椅子から立ち上がろうとした時、妻が

 

   「今日は、何か・・ 調子悪いみたいなんですぅ・・」

 

と添えたからだろうか? 

 

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事実、調子悪いのである。 例えば、病院の正面玄関で車椅子を押しながら脚がすくんで、小刻み歩行になってしまった。

 

振り返れば、最近増えた薬と体調との関係は、不思議だ。

 

  •   9月 トレリーフ25mg × 0 : 体調 悪い
  • 10月 トレリーフ25mg × 1 : 体調 悪い
  • 11月 トレリーフ25mg × 1 : 体調 良い(11月早々、気功へ)
  • 12月 トレリーフ25mg × 2 : 体調 悪い→中程度に

 

こう見ると、気功の施術の効果が1ヶ月続いた・・と考えると、合理的である。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/12/09/073942

 

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さて、I士は私の脚・腕・首・手・指の関節を動かしながら、左右の可動域を順次、測定して行った。 やがて、記入が終了し、いよいよ通常のリハビリを行う・・のかとおもったら、どうやらこれで終わりの様だ。 私がリハビリ室内の壁時計を見ると、定刻10分前だった。

 

リハビリは、20分で1単位なので、今からでは無理である。 測定に結構時間を要した事に驚いた。 

 

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さて問題は、11月との体調のギャップである。 I士から見れば、今は×でも11月当時〇または△の項目もあるだろう。 でも、これは事実なので、そう説明するしかない。 そこで、私が

 

   「薬が効いていないと、こんなモンなんです」

 

と、ADLの各項目の〇×△を示すと、彼は項目を読み、

 

   「この評価(〇×△)は、センセ(=医師)が書いたんですか?」

 

と、訊いてきた。 勿論、私は正直に

 

   「そうです」

 

と答えたが、彼は更に、

 

   「この時は、今日より体調が悪かったんですか?」

 

とツッコミを入れて来た。 まぁ、体調を数値で表すのは難しいので、

 

   「えぇ・・」

 

と答えた。

 

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こうして記入が終わったが、料金は発生しないと言う。 そこで診断書を「診断書受付」に持って行って、「診断書申込書」を記入し、完成をお願いした。 すると、受付嬢は、

 

  • 完成までに2週間程かかるので、出来上がったら電話連絡をする。
  • 先に会計10,800円を済ませ、領収書と共にこの受付に来て欲しい。
  • 領収書を確認し、診断書申込書の控えと引き換えに、診断書をお渡しする。

 

と説明した。 これに対し、妻は

 

   「10,800円もするんですか!?!」

 

と驚いて見せた。