パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

イラガ

 

皆さんは、イラガの毛虫に刺された事はありますか? 私は、今回、初めて刺されました。 では、その経緯と顛末を紹介します。

 

10月上旬の某日、フと家の前のベニカナメの葉の一部が葉脈だけになっている。 それも赤い新芽でなく、緑の葉である。 これはきっと何か、虫に食われたに違いない・・と思った私は、剪定鋏で切り落とし始めた。 始めは外側から葉脈だけの葉を付けた小枝を落とし、続いて内側から同様の小枝を落として行った。

 

すると、切っている途中、手首がチクンとした。 私は、

 

   「(さっき切った外側の枝の切り口が、当たっているのだろう)」

 

と思い、別に意に介さなかった。 しかし、他の枝を切っても、同じ場所が痛い! これは変だ・・と思って、手を見ると、痛い場所には傷も無い!?! しかも、何も触れていないのに、まだ痛い・・

 

と思い、葉を良く見ると、緑色の毛虫が2匹いた。 長さ12mm×直径3~4mm位の小さな毛虫が、保護色の(緑の)葉の上に乗っていた。

 

   https://tse1.mm.bing.net/th?id=OIP.4kDWRaHtirq5q7jt0iObhwEsDh&pid=Api

 

私は異常を感じ、家に入って石鹸で手を洗った。 これは、チャドクガの毛虫にやられた時の経験からである。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/10/06/075110

 

見ると、人差し指にも小さな隆起が4つ程ある。 私は、手首と人差し指の隆起部に液体ムヒ(抗ヒスタミン剤)を塗り、乾いたらその上から更にフルコート(抗炎症剤)を塗った。

 

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処置が終わり、インターネットで色々と調べた。 その昔、会社の先輩が

 

   「アレに刺っされると、いてーんなぁ・・」

 

と言っていた、「デンキムシ(電気虫)」を俗名に持つ、恐怖の「イラガ」の幼虫の事である。

 

で、症状は? 急性の痛みが30分程あり、その後思い出した様に3日程痒みが残った。 しかし、水疱等の瘢痕を残す事なく、今ではどこを刺されたのかは、記憶にしかない。 インターネット上には、「その痛みは1時間続き、痒みは1週間残り、痛さは10年間忘れない」と書いてあった。 

 

どうも、私の場合は、軽かった様である。 きっと、日齢の少ない(=若い)幼虫だったからかも知れない。 と言うのは、その10日程して再度見た時に、もう1匹発見したからである。

 

その1匹は、長さ15mm×直径7~8mm程に、丸々と太っていた。 しかも、毛もハッキリしていた。 

 

「(きっとこう言う奴に刺されると、本当に1時間、痛み続けるかも知れない)」

 

と思うと、怖くなり、毛虫の付いた小枝ごと切り落とし、足で踏み付けた。

 

   https://media4.picsearch.com/is?3i9KqS4Q88_BXX9pPSSTsgS0qMeDHbRJrtvRcShdo6s&height=100

 

後でピレスロイド系の殺虫剤(例:エトフェンプロックス製剤)でも撒いておこう・・