パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201708―4

 

では、中止する薬剤にいては? F医師は、こんなコメントを残した。

 

  • シンメトレルは急に止めると問題があるので、徐々に止めて行きましょう。
  • ノウリアストは急に止めても大丈夫でしょう。

 

前者を聞いた時、私は「悪性症候群」と言う言葉が脳裏をかすめたが、言わなかった。 また後者については、私は(脳神経内科医は処方に関しては保守的だ・・と)誤解していた。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/07/26/090322

 

更にF医師は、私に血圧のコントロール状況を訊いた。 私は、

 

「起床時は境界域より低め、就寝時は正常です」

 

と言う旨を答えた。

 

   ―――――――――――――――

 

以上の事を勘案して、処方は次の様になった。 (処方量は1日当たり、いずれも食後)

 

薬剤

1~7日

8日~

シンメトレル50mg

朝 ・ 夕 2 錠

0 錠

マドパー配合錠」100mg

朝・昼・夕 3 錠

朝・昼・夕 3 錠

ドプスOD錠100mg

朝・昼・夕 6 錠

朝・昼・夕 6 錠

レリーフOD錠25mg

    夕 1 錠

    夕 1 錠

アリセプトD錠3mg

朝     1 錠

0 錠

アリセプトD錠5mg

0 錠

朝     1 錠

アムロジピン5mg

朝     1 錠

朝     1 錠

 

さて、このF医師の処方をFacebookの処方と比較すると、次の2点が異なっていた。

 

  • アリセプトを漸増し、制吐剤の使用を控えた。
  • レリーフを朝でなく、夕食後に服用する様、指示した。

 

この内、後者には次の様な理由があるものと思われた。 それは、トレリーフの薬物動態に関するものである。

 

 

と言う様にADME(投与後の吸収と代謝)の遅い薬剤なのだからである。 これはこれで、評価に値する。