パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ380―今日は、受診日

 

前回の診察から4週間経ち、総合病院での受診日となった。 折角なので、その直前にリハビリの予約を入れておいた。 担当は、Y士である。

 

そこで、代診の医師による予診を受けて待っていると、Y士が声を掛けて来た。 まぁ、前回の診察時に処方が変更になり、ノウリアストが処方されず、この所体調が思わしくない事はI士から聞いていたのだろう、いたわる様にリハビリ室へと連れて行ってくれた。

 

さて、リハビリ室内を見渡したが空いている台は無く、仕方無いので狭いタイプの昇降可能なベッドを使う事とした。 そのベッドは3つのパーツに分かれ、その内の一番端のパーツには、長径25cm×短径10cm程の孔があり、うつ伏せ時の顔の置き場所の様だ。

 

事実、私の背中を指圧するとき、私はうつ伏せになり、孔に顔を置くと床が覗けた。 すると彼は、

 

   「チョット、お待ち下さい」

 

と言いつつ、施術台を離れて何かを取りに行った。 私が下を向いて待っていると、

 

   「頭を上げて下さい?」

 

と言いながら、白いタオルで孔の周辺を覆った。 そう、彼はタオルを取りに行ったのだった。

 

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さて本日のY士の施術であるが、先ず彼は下半身のストレッチやマッサージを行った。 彼はきっと、ハムストリングスを伸ばしたかったであろう。 脚を伸ばしたまま開脚を行ったりした。 

 

その他、例えば私が靴を履いてベッドから40cm程離れて足を肩幅程開き、蹲踞(そんきょ)したり、立ったりした。 続いて、両踵を床に着けたまま、同じ事をせよ・・と。 つまり、もしハムストリングスが伸びないと、蹲踞した時に後ろに倒れてしまうのだ。 これを、私は倒れる事無く、何とかこなせた。

 

こうして歩行練習を行った後、本日のリハビリを終えた。 帰り際に、Y士に妻が私に関するアドバイスを貰っていた。 それは。私の姿勢に関するものである。 以下に箇条書きにしよう。

 

 ① 椅子に座っている時も、背筋をのばそう。

 ② パソコンの作業を30分やったら、5分間休もう。

 ③ ②の間に①として、椅子の背もたれを使って後ろに反ったり、バンザイをしたり、バンザイのまま体を左右に倒したりする。

 

この内、②は大切である。 連続して長時間、パソコン作業にハマっている時でも、連続作業に没頭すると、命を縮める・・と言う。 せめて、1時間作業をしたら、250歩は歩け・・と言う研究があるそうだ。

 

以降、注意はしている。