リハビリ374―午前中のリハビリ
今日は、午前中にリハビリ、午前から午後に掛けてDATスキャン検査のある日だ。 そこで、早朝から妻の運転で総合病院に出掛けた。 その後、いつものM医師による予診を受け、待合椅子に座っていると、予約時刻より少し早目にI士が現れて、リハビリ開始となった。 因みに、午前中のリハビリも定刻より早くはじまるのも、記憶では初めてだ。
リハビリ室に案内しながら彼が訊いた。
「(今日の)体調はいかがですか?」
「相変わらずです」
と、私が答えると、
「相変わらず・・ですかぁ」
と、彼は少し残念そうに言った。
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例によってI士は、空いている台を探したが無かったので、幅の狭い(台が電動で上下する)台を指した。 彼は丸椅子を持って来て、マッサージやストレッチを始めた。 途中彼は、
「今日は、余り浮腫んでいないですねぇ・・」
と言うので、私は、
「(未だ)午前中ですから・・」
と答えた。 彼は更に、
「ですかぁ・・ 午後から椅子に座りっぱなしでパソコンに向かっていると・・」
と独り言の様に、小声で呟いた。
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さて、終了間際に、例の振動板(Power Plate)を少しだけやった。 左右の片足を30秒ずつ、プルプルした。 彼は、
「これは、浮腫みにもイイんですよ」
と付け加え、今日のリハビリを終えた。 時計を見ると定時である。 今回は、少し早く始まったので、チョッピリ得した気分だった。
こうして午前中にリハビリを終え、途中外来用の車椅子を借用して、我々は放射線科の受付に急いだ。 そう、これからDATスキャン検査を受けるのだ。