パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ374―午前中のリハビリ  

 

今日は、午前中にリハビリ、午前から午後に掛けてDATスキャン検査のある日だ。 そこで、早朝から妻の運転で総合病院に出掛けた。 その後、いつものM医師による予診を受け、待合椅子に座っていると、予約時刻より少し早目にI士が現れて、リハビリ開始となった。 因みに、午前中のリハビリも定刻より早くはじまるのも、記憶では初めてだ。

 

リハビリ室に案内しながら彼が訊いた。

 

   「(今日の)体調はいかがですか?」

 

   「相変わらずです」

 

と、私が答えると、

 

   「相変わらず・・ですかぁ」

 

と、彼は少し残念そうに言った。

 

   ――――――――――――――――――

 

例によってI士は、空いている台を探したが無かったので、幅の狭い(台が電動で上下する)台を指した。 彼は丸椅子を持って来て、マッサージやストレッチを始めた。 途中彼は、

   

   「今日は、余り浮腫んでいないですねぇ・・」

 

と言うので、私は、

 

   「(未だ)午前中ですから・・」

 

と答えた。 彼は更に、

 

   「ですかぁ・・ 午後から椅子に座りっぱなしでパソコンに向かっていると・・」

 

と独り言の様に、小声で呟いた。

 

   ――――――――――――――――――

 

さて、終了間際に、例の振動板(Power Plate)を少しだけやった。 左右の片足を30秒ずつ、プルプルした。 彼は、

 

   「これは、浮腫みにもイイんですよ」

 

と付け加え、今日のリハビリを終えた。 時計を見ると定時である。 今回は、少し早く始まったので、チョッピリ得した気分だった。

 

こうして午前中にリハビリを終え、途中外来用の車椅子を借用して、我々は放射線科の受付に急いだ。 そう、これからDATスキャン検査を受けるのだ。