パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

バーベキュー

ゴールデンウィークに入ったばかりの4月末、我が家の庭で、親戚14名(内、子供2名)が集合して、大バーベキュー大会を開催した。 ・・と言っても、アウトドアグッズは義弟頼り。(笑) 妻と私は前日の買い物が、暗黙の役割分担だ。

 

そこで、前日、スーパー内のテナントの肉屋や、スーパーを2軒廻った。 先ずは、テナントの肉屋でブランド国産牛(しゃぶしゃぶ用)を「棚にあるだけ」大人買いをした。 何しろ980円/100gなので、適度にサシの入った薄い牛肉が1枚1枚、半透明のハトロン紙で包まれている。 これが半額なので、3,800円分買えた。 後は国産カルビ肉をこの店で買った。

 

まぁ、予算は肉のみで2万円、これで約5kgの肉を買うので、『平均』400円/100g。 結構、イイ肉が買える。 その他の肉は、スーパーの精肉売り場で買った。 ステーキ用の肉の特売品(198円/100g)もあったりするので、辻褄が合うのである。 そうそう、味を変えるために、豚肉(トントロ)やタンも買った。

 

こうして肉が揃ったら、エビ、トウモロコシ等の焼き物の他に、パイナップルやアイスクリーム等のデザートもレモンも買った。 ヤキソバの元やソーセージ、焼肉のタレは、義妹が買って来る。 飲み物は、数日前から農業用の冷蔵庫で冷えている。

 

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こうして、当日を迎えた。 前日までの準備が完璧でも、当日は当日で忙しい。 例えば、焼きおにぎり用のご飯を炊いておにぎりを作ったり、エビに串を打ったり、レモンを櫛型に切ったり、割り箸や皿、コップ等を揃えたり・・と。

 

さて、義弟が車で、バーベキュー用品一式、アウトドア用テーブル・イス、テントを持って、到着した。 設営や火熾しは男の分担であるが、私は体調不良のためパスさせて頂いた。

 

さて、いよいよ火熾しである。 一つのコンロにバーベキュー用の炭を盛り、ここにガスボンベ式ののトーチで着火した。 「ゴー」という音と共に青い炎が出て、やがて炭から赤い炎が上がった。 もう直ぐである!

 

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さて、炭に火が行き渡ったら、もう一台のコンロと焼きおにぎり用の七輪に火を分け、炎が消えたら、網を乗せて準備完了! ・・ではない、網が十分に熱せられてからでないと、肉が網に付いてしまうのだ。

 

では、何から焼くか? それは勿論、国産カルビっしょ! 網の上に肉を並べ、肉片の周囲の色が変わった頃、一度だけひっくり返す。 そして、中央がピンク色になったら、もう焼き上がりだ!

 

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皿に取り、空いた胃袋群の中央に置くと、箸が集まって来て、肉を焼肉のたれ用の皿を経由して口に運ぶ。 すると、誰からともなく

 

   「旨いっ!」、「ワー、美味しい!」

 

と言う声が聞こえてくる。 勿論、焼き手はその前に、既にビールの友として頂戴している。 「焼き具合を確認するため」と言う口実を「錦の御旗」に・・ (汗)