パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

歯医者へ

 

2017年3月下旬、3ヶ月ぶりの歯科定期健診である。 実は、2月中旬にも同じ歯科医院に行ったが、こちらは金冠がとれた事による診療である。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/03/17/083716

 

予約時刻の5分前に到着して健康保険証を出すと、椅子に掛けて待つ様に言われた。 備えてある漫画を読んでいると、20分程して呼ばれた。 私が杖を突いているのを知っている歯科衛生士のA嬢は、私が転ばない様に、私に向き合いながら、小刻み歩で後退しながら案内してくれる。

 

歯科用の椅子に座ると、彼女が(使い捨ての)ペーパー・エプロンを掛けてくれ、小さな紙コップに入れたエピオスウォーターで漱ぐ様、指示した。 それが終わると、彼女は椅子を倒し、

 

   「ハイッ、(準備は)宜しいでしょうか?」

 

と訊いて、無影灯で私の口中を照らした。 いよいよ・・である。

 

毎回同じ事を言っているが、あの超音波スケーラーにはどうも慣れられない。 そう考えている間に、ドンドンとスケールを取って行く。 約10分程で、

 

   「ハイッ、お口を濯いで下さい」

 

と言って、終わった。 私は、内心

 

「(ええっ、デンタルフロスによるフロッシングはしないの?)」

 

とは思ったが、どうも本当に終わりらしい・・ それに、いつものアドバイスも無い。

 

と思いつつ待合室で待っていると、名前が呼ばれて、

 

   「1,050円になります」

 

と言われた。 オオ、いつもの半額だ!?! 道理で処置が簡単なはずだ。 うん、納得である!

 

思えば、今回は十分に「手入れ」をしてから歯科医院に行った。 前回、下の歯の内側が磨けていない・・という指摘を受け、毎晩意識して磨いたし、直前にも自分で歯石やプラークも取って臨んだ。 

 

ナルホド、そう言う事だったのかぁ・・