パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

overGriveとの決別

 で、Google DriveのRaspberry PI3用のクライエントである「overGrive」使って、クラウドストレージを構築していた。 しかし、エラーが頻発する様になってしまった。 例えば同じ名前のフォルダーがいくつも作られたり、もっと深い場所にあるハズのフォルダーがマイドライブの直下に来たり・・

 

まぁ、それだけでは無かった。 それは、試用期間の終了である。 2週間の試用期間が終わると、$4.99 を支払って「アクティベーション・コード」を購入しないと、動かなくなる。 まぁ、$4.99(約600円)が払えない訳ではないし、惜しい訳でもない。 ただ、購入する事が、「アマチュア精神」に反している・・と思えるのである。 オマケに正しく動かないのでは・・

 

矢張り、ベータ版だからだろうか? 否、私より遥かに力量のある人でさえ出来なかったので、ましてや、私など・・

 

   https://blog.supersonico.info/?p=2278

 

では、どうしたら良いのか? 無料の接続法をインターネットで、探すしかない。 おっと。その前にTerminalから、コマンドラインでoverGriveを削除しておこう。

 

   sudo apt-get remove overGrive

 

すると、途中「この操作の後、478KBのディスクスペースが開放されます。 継続しますか?[Y/n]」と訊かれるので、y(+enter)と入力する。 やがてシステムプロンプトが表示され、無事に削除される。

 

さて、気を取り直して、他の方法でGoogle Driveにアクセスする方法を試した。 キーワードで検索すると、

 

   https://blog.supersonico.info/?p=2278

 

に、当たった。 もう書いてある通り、真似るしかない・・ そこで、ダウンロード・サイト

 

   http://rclone.org/downloads/

 

から、「Linux ARM64」をrclone-v1.36-linux-arm64.zipとしてダウンロードすると、圧縮フォルダ内にREADME.htmlが現れるので右クリックしてブラウザで表示し、そのLinux版をそのまま踏襲する。 それによれば、インストールを次の4つの段階に分けている。

 

1)Fetch and unpack

curl -O http://downloads.rclone.org/rclone-current-linux-amd64.zip

unzip rclone-current-linux-amd64.zip

cd rclone-*-linux-amd64

 

2)Copy binary file

sudo cp rclone /usr/bin/

sudo chown root:root /usr/bin/rclone

sudo chmod 755 /usr/bin/rclone

 

3)Install manpage

sudo mkdir -p /usr/local/share/man/man1

sudo cp rclone.1 /usr/local/share/man/man1/

sudo mandb

 

4)Run rclone config to setup. See rclone config docs for more details.

rclone config

 

すると、次のメッセージが出て、システム・プロンプトに戻った。

 

   「bash: /usr/bin/rclone: cannot execute binary file: 実行形式エラー」

 

では、rclone の解凍が上手く行かなかったのか? 事実、圧縮ファイルの中、解凍1回目(unzip)、解凍2回目(extract)のファイルサイズを比較すると・・

 

場 所

コマンド

ファイル・サイズ

圧縮ファイルの中

(Properties)

 

12,971KB

解凍1回目

Unzip

14.0MB

14,671KB

解凍2回目

Extract here

12.7MB

13,281KB

圧縮ファイルの中

7zM.exe(Windows

 

13,281KB

 

つまり、上手く解凍されていない可能性もある。 勿論、Extractで解凍したものも、同じ結果だった。 私として出来るのは、ここまでであった。 残念・・

 

かくなる上は、Google Driveにはブラウザ経由でWeb接続し、マニュアルでバックアップとして使うしかなさそうである。