パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201612―1

 予定より1週間早い診察である。 予約外なので、通常の診察順は全予約患者が終わってから・・と言う事らしい。 まぁ、看護師は、

 

   「先生の診察が空いたら、途中に入れますねぇ」

 

と言うが、それはリップサービスであり、予約外患者の診察は、既述の通り普通は最後になる。

 

と思って、科の前の椅子に腰掛けて待っていると、1時間程で受付番号がパネルに表示された! まだ患者が2人程、待っているのに・・

 

そこで我々はノックして入り、F医師に挨拶後、ノウリアストが著効を示した旨を話した上で、下記のメモを渡した。 

 

(1) 前回受診(2016年11月○○日)以降の処方と体調にについて 

  • 11月○○日~11月××日、プラミペキソール125mg/日を試したが、体調に変化はなかった。
  • 11月××+1日~11月△△日、プラミペキソールの服用を中止してみたが、体調に変化はなかった。
  • 12月1日~12月10日、ノウリアスト20mg/日を試した結果、
    • 12月1日~12月5日、効果は感じられなかった。
    • 12月7日~12月10日、体が軽く感じられ、歩容が改善した。
    • 12月11日~12月15日、効果が残っていて、体調が優れていた。
    • 12月16日以降、徐々に体調はノウリアスト服用前に戻って行き、本日に至る。
  • 薬効の立ち上がりや切れが遅いのは、血中半減期が57時間と長いため・・と考えられた。

 

すると、F医師は厚い市販薬の処方マニュアルの様な本を出し、ノウリアストのページを開いた。 そして、効果の発現が遅い理由として、血中半減期が54時間と長いためと言い、54時間の所に赤鉛筆で下線を引いた。 その後、私のメモの④を見たのであろう、

 

   「そうそう、これ」

 

と、メモの57時間の所を指した。

 

そして、その効果を次の様に評価した旨を報告した。

 

(2) 処方薬の効果について  

 

● プラミペキソールには、症状の改善効果が見られなかった。(=自覚として体調に変化

 は無かった。)

● ノウリアストは著効を示した。(特に、歩行障害に対して) 

   ・自覚症状:体が軽くなった。(=動きやすい)歩容が改善した。

     (=胸を張って、大股で、杖無しで歩行可能!)

     特に副作用は感じられなかった。 が、夢を見る事が多くなった。

   ・他覚症状 :歩くの、上手くなったね!」(12月10日、妻)

     「歩くの、上手じゃないですか! 私がI(=担当の理学療法士)から聞いていたのは、すくみ足と突進歩行で・・」(12月13日、臨時の代替・W理学療法士

     「凄いじゃない! リハビリ室から消化器内科まで歩けたのね! 以前は車椅子だったのに・・」(同日、妻)

     「まだ、(新しい)薬が効いてるみたいね?」(12月14日、妻)