パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

年金事務所に行く

今日は、リハビリが終わったら、年金事務所に行く予定にしていた。 そう、障害年金についての質問が、いくつかあるからだ。 そこでナビを頼りに、妻の運転で向かった。 

 

車を停めて建物に入り、受付で用件を言うと、番号札72番を渡された。 今は67番なので、恐らく30分待ちだろう。 その時間を利用して、トイレに入ったり缶コーヒーを飲んだりした。

 

30分程で、ブース7番に呼ばれた。 見ると、丸顔の女性が立っていた。 私達が着くと、名刺を出した。 M嬢と言う。

 

軽い挨拶の後、私は早速、用件を切り出した。

 

   「あのぉ・・ もし私の障害年金が2級になったら、支給額はいくらになるんでしょうか?」

 

と尋ねると、年金番号を訊き本人確認後、「制度共通年金見込額照会回答票」をプリントしてくれた。 それを見ると、障害年金(=障害基礎年金+障害厚生年金)がX,X02,886円、そして現時点での老齢年金(=老齢基礎年金+老齢厚生年金)も出力しY,Y12,681円と比較すると、△9,795円となる・・ つまり、障害年金に切り替えると、年金額が減ってしまうのである!!!

 

しかし、実際には老齢年金から所得税が月額450円引かれるので、その差は△4,395円と縮まる。 一方、障害年金は非課税である。 それに、指定難病医療費の自己負担額の10,000円が、2,500円になるので、(毎月10,000円に達する訳ではないが)障害年金の方が、お得である。

 

更に言うと、失業給付との併給が可能となるのである。 現在は、働いていないが、失業給付を、3年間の猶予としている。 そしてその間、障害者手帳も申請してある!!!

 

と、皮算用ばかりを述べた。 全ての根本は、障害年金の2級になれるか否かにかかっている。 前月の社会保険審査会からほぼ一ヶ月、そろそろ沙汰のある頃となる。

 

さて、話を戻そう。 後は、2級への承認(決済)の進捗状況であるが、

 

   「1月に、出していますねぇ・・」

 

とモニタを見ながら、M嬢が呟いたので、未だ2級になれていない事が分かった。 

 

まぁ、これでほぼ理解出来た。 次は対策を立てよう。 ・・と言う事で、M嬢に礼を述べて帰路についた。

 

さて、なぜ障害年金の方が低いのか? 自宅に戻ってプリントアウトを改めて見ると、それは加給年金額の差が大きい事に由来する・・と分かった。 障害厚生年金の配偶者加給年金が390,000円を超えているのに、障害厚生年金では224,500円しか無い。 これは、前者では特別加算があるからである。

 

年金制度って、ややこしい! これを理解するだけでも大変なのに、その仕組みを考えた人の頭の中を・・ 見てみたい!?!