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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ344―調子イイ

2016年11月になった。 月めくりカレンダーも、残り2枚となってしまった。

 

さて、11月最初の行事は、リハビリである。 そこで妻の運転で、総合病院に出掛けた。 M医師の予診を受け、待合椅子に腰掛けて待っていると、I士が声を掛けた。 私はスクッと立ち上がり、スタスタと空いている台の方に歩いて行った。 すると、私のそんな様子を見たI士は、

 

   「今日は何か、調子イイみたいですね?」

 

と言った。 そうなのだ、この所、調子イイのである。 確かにこの数日、歩行状態が改善している。 例えば、以前は夜中にトイレに起きる時、扉のノブや壁を頼りにドタドタと辿り着いて行ったが、今は歩いて進めるのだ。 

 

では、なぜ? 私が思い当たるのは、「苗場への紅葉観賞」である。 確かに当日は、草臥(くたび)れた。 しかし、その後の体調は前述の通りなのである。

 

   ――――――――――――――――――――

 

さて、一通りマッサージやストレッチをこなした後、I士は私に台に腰掛ける様に言った。 どうも、靴を履く必要はないらしい。 そして彼は、私の横に座り、両腕を頭上に上げて繋いだ。 彼は私に、

 

   「大きく息を吸ってぇ・・」

 

と言いながら、お腹を膨らませた。 続いて、身体を横に曲げながら、

 

   「ハイ、ユックリ吐いてぇ・・」

 

と言った。 私は胸郭の柔軟性のためのストレッチと理解した。 そこで、上体の上の方で曲げた。 そうしたら、これがドンピタだった。 

 

続いて、前後に行った。 例えば、上半身を前に折り息を吸って、今度は吐きながら後ろに反らせた ・・積もりだった。 これが、私の苦手な後方への反り返りである。

 

すると、I士は

 

   「チョット、待ってて下さい?」

 

と言って、すぐ戻ってきた。 手にはA4の紙・数枚を持って来た、 そこには、「呼吸筋ストレッチ体操 ―レッスン編―」とある。 中は、女性モデルが息を吸ったり吐いたりしながら身体を動かしている写真が載っている。

 

要は、自宅での練習用だ。 まぁ、私の場合は「呼吸筋が・・」と言う事では無く、柔軟性の確保や姿勢の矯正のためだろう。

 

   ――――――――――――――――――――

 

そして、月初なので、「リハビリテーション総合計画書」の作成に掛かった。 例によって、I士が

 

   「何か、(今月の)目標として、どんな事を ・・」

 

と訊いたので、前回のトラウマがあった私は、

 

   「ジャンプが出来る様に・・ (なりたい。)」

 

と答えると、彼は、

 

   「ジャンプ・・ですか? ジャンプ・・???」

 

と、薄ら笑いを浮かべ、怪訝そうに言った。 何か、変だったろうか?