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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ335―患者かコンピュータか  

9月中旬には、もう一回リハビリの予定が入っていた。 この所、秋雨前線やら台風とやらで雨の日が多いが、気は重くても行かなければならない。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。

 

私が予診を受けるために待っていると、妻が受診案内票を持って来てくれた。 しかし、医師が来ない・・ いつものM医師なら、もう来ているのに・・と思ったら、まだ20代とおぼしき青年が来て、ロッカーから白衣を出して、パソコンのキーボードを叩いてシステムにログインした。 いかにも臨時のアルバイト・・と言う印象である。

 

で、問題は印象でなく、システム操作の習熟度であった。 つまり、午後の受診者リストが出ない(=表示されない)のである。

 

彼は少し自分で試したが遂にギブアップしたらしく、職員に訊きに行った。 所が、訊き方が悪かったのか、訊かれた方が医師の要望が理解出来なかったのか、一向にリストが出ない・・ でも、患者は次々と集まる。

 

漸く、予診が進んでいない事に気付いた別の職員がパソコンを操作して、リストが出た! ここまで約10分、いつもならもうリハビリ開始の時刻だ。 すると、後ろの方で男性の怒鳴る声がした。

 

   「コンピュータと患者と、どっちが大切なんだ!」

 

と。 まぁ、言っている事は正しいが、言い方が高圧的である。 半分は、リハビリの遅れの怒りを職員にぶつけている印象だ。 

 

ではこんな時、病院側はどうしたら良かったのだろう? 以下は、私の個人的なアイデアである。

 

先ずは、予診を進める。 そして、診察の結果は受診案内票に書いて置きコンピュータへの入力は、後で行う。 と言うのは、予診後に、一度、受診案内票は受付に渡されるからだ。 次のリハビリ開始まで40分あるが、入力には、10~20分あれば十分だろう。 勿論、入力自体は医師がやっても、職員がやっても良い。 それに予診の結果(当日の患者の健康状態)は、各理学療法士が受診案内票を見れば良い。

 

それこそが、病院職員が胸に付けているバッジの「患者様第一主義」の意味ではなかろうか?

 

   ――――――――――――――――――

 

と言う訳で、ほぼリハビリ開始時刻に予診が終了し、担当のI士が現れて本日のリハビリがスタートした。

 

   ――――――――――――――――――

 

I士は空いている台を探し、清拭をした。 そして、私に

 

   「どうですか、調子は?」

 

と訊いた。 私は『相変わらず・・です』と答えた積もりだったが、彼には『余り良くないです』と聞こえたらしい。 すると彼は、

 

   「そんな事ないでしょ? 台まで、ちゃんと歩けていたし・・」

 

と言った。 本当に良く観ている。 否、観てくれている。

 

でも、本人の申告もあるので、彼はバランスチェックから始めた。 具体的には左右の片足立ちである。