パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201608―3  

さて、そろそろ血液検査の結果が出る頃かと思い、F医師に照会したら、何かをプリントアウトしてくれた。 見ると、肝臓の検査のみ「検査中」となっており、血液像(血球像等)や血糖値(HbA1c)の検査は終わっていた。

 

そして、こう付け加えた。

 

   「お帰りまでには、全部出来ていると思いますよ」

 

続いて私は次の様に質問した。

 

   「あのぉ・・ 心電図を調べた理由は、何なのでしょうか?」

 

すると、F医師は心電図をモニターに表示し、

 

   「うん! 徐脈も心房細動もないですね!」

 

と答えた。 私は検査の理由を訊いたのだが、「心電図」と言うキーワードしか届かなかった様だ。 まぁ、正常であれば、それ以上突っ込む話しでもない。

 

そして次回を10月上旬に決め、こうして8月の診察が終わった。

 

   ―――――――――――――――――

 

今回は、F医師はメモを良く読んでくれた。 その結果、書いてある事を口頭でも質問する事は無かった。

 

後は、腕と膝の関節の動きを触診し、左右差を調べた。 そして、

 

   「普段、杖はどちらの手を使いますか?」

 

と訊いた。 私が右である旨を答えると、納得した様だった。 きっと、腕には左右差があったのだろう。

 

   ―――――――――――――――――

 

こうして、処方箋ができるのを待っているとやがて名前が呼ばれ、渡されたA4の紙を見ると確かに、肝臓関係の検査値がプリントされている。 問題は、その値と基準値と照らした時の判定である。 

 

恐る恐る目を下に遣ると・・

 

   「HもLも・・無い!」

 

つまり、全クリなのである!!! この年齢で、しかも予告なしの検査で・・である!!!!!

 

つい、

 

   「嗚呼、これでPSPでなかったら・・]

 

と、つい思ってしまうのである。

 

尚、気になる処方であるが、プラミペキソールはそのままの2錠/日で、ドプスが6錠/日に増えていた。