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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ326―「脚が、すくむんです。」

さて、2016年も8月となった。 今月のナショナルイベントは、何と言ってもリオ・オリンピックである。 また家庭のイベントはお盆、個人のイベントでは、早々にリハビリがある。

 

そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。 そして、リハビリ室に隣接した診察室で、M医師による予診を受けた。

 

   「調子は、いつもと変わりありませんか?」

 

とM医師が訊いたので、私は

 

   「脚のすくみが、一層酷く(なりました)・・」

 

と答えたら、その内容を確認し、キーボードからカチャカチャと打ち込んだ。

 

   ――――――――――――――――― 

 

ほぼ定刻、I士によるリハビリが開始となった。 彼は私に最近の様子を訊いたので、M医師へと同じ回答をした。 すると彼は、チョット考え込む表情を見せた。 きっと、頭の中では今日のリハビリの予定を組み直しているのだろう。

 

さて、今日は新しいストレッチを行った。 それは台の上で片膝を立て、立てた側の腕を天井に向かって伸ばすものだ。 以前は四つん這いになってやっていた動作である。 なぜこれを片足立ちでやるかと言うと、ヨガマットの上で出来る様に・・と言う事らしい。

 

そして、一通りマッサージ・ストレッチ・筋トレを行い、いよいよ後半、歩行練習である。

 

   ―――――――――――――――――

 

I士は私に靴を履く様促したので、私は履いて立位になった。 そして、私の前で丸椅子に座り、私に屈んで自分の肩に触れ、私に片足立ちをして見よと言った。 私は右足のみ、続いて左足のみで立った。 長く感じても、時間としたら10秒位だろうか? その後、彼が左右共にOKを出した。

 

続いてI士は立ち上がり、私の正面に立った。 そして私の両肩を夫々置いた両手で、左右に揺すった。 その振幅は20cm位であろうか、その最大時には、身体の重心は完全に片足に乗り、もう片足は、必然的に床から離れた。 そう、片足立ちのポーズと同じだ。

 

そしてそれから、室内を歩いた。 条件は「脚を高く上げる」である。 そこで私は、各歩とも腿を水平まで上げて歩いたが、疲労のために段々上がらなくなる。 すると、後ろから歩いて来るI士から檄が飛ぶ。

 

   ――――――――――――――――――

 

そして、こんな事を教えてくれた。 壁に両手をついて、身体を少し離れる。 そして、その状態で片足を前に出し、腰を落とす。 私がI士の真似をしてやっていると、

 

   「ハイ、もっと胸を張って!」

 

と言われてしまった。 そうなのだ、足を気にするとつい、下を見てしまうのだ。

 

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すくまない歩き方とは、ユックリと大きく踏み出し、その足に重心を乗せる事だ。 そのためには、左右に重心を移動する練習が必要である。 更にそのためには、片足立ちが出来なくてはならない。

 

今日の一連の訓練を逆廻しでフラッシュバックすると、こう言う事だろうか?