パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201607―1

リハビリが終わったら、今日は診察のある日だ。 そこで、妻と私は脳神経内科の待合室に急いだ。 ・・と言っても、焦ると余計あしがすくむので、車椅子を借用した。

 

またしても、F医師だ。 まぁ、選り好みを言っているのでなく、前任のS医師に十分なお礼を申し上げられなかった事が心残りだ・・と言う意味である。

 

そして、20分程で呼ばれ、診察室に入った。 私はこの5週間の様子を記したメモを渡した。 そこには、次の様に書いて置いた。

 

(1) 前回受診(2016年6月○日)以降のイベントと体調について 

① 6月○日・〇日、ターミナル駅近くの○○○○勤務の友人(烏賊博士)と抄読会を行った。 (一人で車を運転した。)

② 6月○日、市内のレストランで、義妹達の誘いで妻の慰労会のランチに参加した。 (妻が運転)

③ 6月○日、義妹夫婦の誘いで、所沢ゆり園に出掛けた。 身障者用駐車場に停めたが、園には貸出用の車椅子は無く、義弟の肩を借りて園内を散策した。 昼食をサイボクハムで摂ったが、敷地内では車椅子を借用した。 当日の歩数は2000弱であり、帰宅後も余り疲労感は無かった。 (義弟が運転)

 

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④ 6月○日、腰痛のため北本市内の整形外科を受診、セレコックス・湿布薬等の処方を14日分、受けた。原因は「6月○日のリハビリ時、うつ伏せで両腕を床に着けて背を反らすストレッチを実施した時、I理学療法士の『お臍を床に着く様に』と言う指示を受け、目一杯反った。 しかし、不十分だったらしく更に腰が押された。 この時、背が十分反らなかったために、その分、腰の角度が代償的に急角度になった」ため。 尚、服薬開始の一週間後に、ADLはほぼ回復した。 現在は、殆んど寛解している。 (整形外科へは、一人で車を運転)

⑤ 7月○日、法事のため、隣町の○○院(法要)と墓(納骨)に、その後○○市内のレストラン(清めの席)に行った。 当日は特段転倒もなく、寧ろ親戚から歩容が改善している旨を言われた。 これは先生の処方とリハビリの効果と思われた。 当日の歩数は、約1200。 (妻が運転)

 

F医師はじっくり読んでいる。 そして、私に

 

   「車は、お好きなんですか?」

 

と訊いた。 私は最初意味が分からなかったが、運転の事だと分かった。 私が、

 

   「普通です」

 

と答えると、妻がチャチャを入れた。

 

   「主人には危ないので、運転は止めて欲しいんですけど・・ 子供達は、主人が運転出来ないと、出掛ける時は常に私と一緒になっちゃう、一人で出掛けたい事もあるんじゃない?・・って言うんですぅ・・」

 

と。 ホントに、妻の送迎で浮気をする訳にも行かない。(ナイナイ)