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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ321―腰痛を避けて

6月最後のリハビリの予約日である。 前回は腰痛がある事を伝えたので、かなり意識してセーブしてくれたが、今回はどうだろう。 そもそもその腰痛の原因の少なくとも一部が、前々回のこのリハビリのストレッチにある・・と告げたからだ。

 

担当のI士は、今回も私の腰痛に対しある程度考慮している様に思えた。 例えばストレッチでは、犬のポーズ時に背中を反らせず、四つん這い止まりとなった。 そして、台の上での施術を終え、私に靴を履く様指示した。 どうも、別の台に行くらしい。

 

私は、彼の案内に従って柱の脇を進んだ。 ただ両側に台があり、床にはCDラジカセが置いてあったりして、私の苦手とする条件が揃い過ぎている!?! その様なマイナス因子は、考えれば考える程、脚をすくませる。 事実、トットットと小刻みな突進歩行となってしまった。

 

何とかすり抜けて、高めの台に座った。 同じく私の横に座ったI士は、私に両腕を交差して胸前で組む様指示し、肩を真横に自分の方に引いた。 私は倒れない様、バランスを取る必要が生じる。 彼は、私に

 

   「脚を揃えて下さい」

 

と言った。 つまり、バランスを取るために、脚がバラバラになってしまっていたのだ。 すると、彼は私の肩を押し、反対側でのバランスを取らせた。

 

更に、I士は私に両腕を左右に広げて、同様に肩を左右に動かす訓練を行った。 そう、この場合は肩を水平に保つ必要が生じるので、負荷が掛かる。 

 

彼は、私のバランス能力・バランス回復能力を評価した。

 

そして、この訓練を終えて、彼は台を下げた。 いよいよ元のルートで帰らなければあらない。 私は心の中で、

 

   「(大丈夫、大丈夫。 帰りは知った道、そこにある障害物の種類・位置・サイズも分かっている。 だから避ける事は、容易だ)」

 

と自分に言い聞かせて進んだ。 すると、来た時程はすくまなかった。 つまり、すくみや突進に対し、意識の割合が大きい事が分かる。 

 

その昔、I医師が

 

   「意志の力で!」

 

と言っていたが、その意味が漸く分かって来た。 その時は、「意思を強く持てば、動かない脚も動く様になる」と言う意味かと思っていた。