パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ポケモンGOで遊ぶ(遊ばれる)

ポケモンGOをダウンロードして、2週間になる。 街の景色を一変させたソフトであるが、そのユーザーに対し、色々と批判もある。 しかし、良い点も述べられている。 後者の例として、「オバマ大統領が8年間掛けて取り組んだ子供の肥満の問題を、24時間で解決した」とか、「うつ病や社交不安障害(SAD)に効果があるとか、7年間の引きこもりから脱した( http://www.sankei.com/west/news/160805/wst1608050001-n3.html )」等がある。

 

既にプレイしている方には、釈迦に説法であるが、兎に角、歩く必要がある。 例えば、ポケモンを探してゲット(=捕獲)するためには、モンスターボールが必要であるが、そのためにはポケステーションと呼ばれる特定の場所に行かなければならない。 また、ゲット(=入手)した卵を孵化させるためには、約5km歩かなければならない。 (因みに、移動は車ではだめだそうである。)

 

事実、

 

  「ポケモンGOをやってて、今日、私は7km歩いたわ」

 

と言う話しも聞いた。

 

では、出現頻度の低いド田舎に住む私は? チャリを使っている。 (因みに、「ながらスマホ」はしていない。) そして、「○○公園」とか「○○神社」等というポケストップを廻り、アイテムをゲットしている。 でも「祠」には、参った。 固有名詞が無いので、調べようが無い・・

 

すると、歩数計は1時間のチャリ行で約1500歩!!! そして、「いつも通っているこの公園って、そんな名前だったのか」とか「こんな所にこんなモニュメントがあるのか」と言う発見もある。

 

まぁ、色々と話題のポケモンGOであるが、要はソフトそのものでなく、使い方である。

 

ダイエットにゲーム性を持たせ、楽しく目標を達成するためのソフト・・と思っている。 そしてその目標として、「強化」(CPのアップ)や「進化」(例:コラッタがラッタに)と言う現象やメダルのゲット(=報奨)もあり、更にはレベル5に到達すると、グループに属してジムでの自分の強化が可能となるなどの要素も加えてある。

 

ただ、課題もある。 それは、電力消費量が大きい事である。 例えば、普通の使い方なら、充電は数日に1回・・と言う人もいるだろう。 でもポケモンGOでは、3時間位しか持たない事もしばしば・・ そこで、スマホ用に、携帯可能な外部バッテリーが売れているそうである。

 

電力消費量が大きい理由は、幾つかある。 例えば、画面の輝度。 これは、屋外で使用するので仕方ない。 それから常時GPSからの電波を受信し、位置情報を得ている。 また、カメラ機能も電力を必要とするだろう。

 

え? なぜゲームにカメラ機能が必要なのか・・ですって??? それは、AR技術のためである。 (AR:拡張現実、https://ja.wikipedia.org/wiki/拡張現実 ) これは、ポケモンGOに限って言えば、スマホで写している現実画像に、ポケモンが重ね合わせる技術である。 具体的には、いつも見ている日常風景の中にポケモンが隠れていた様な錯覚を惹起させる。 これもまた、ポケモンGOの魅力の一つである。