パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201605―3

さて、残るは処方と次回の予約日の決定である。

 

処方については、私の希望を書いて置いた。

 

(3) その他(処方上の希望) 

 

⑨ 前回は代診だったので

・ マドパー配合錠を1錠/日を減量したのみで、その他の処方に変更は無かった。

・ 降圧剤を希望したが、初見だったので(?)処方はされなかった。

⑩ 血圧は依然と高く、要治療域。 (収縮期150mmHg以上、拡張期100以上) 降圧剤の処方を希望します。

 

確かに「前回は代診だったので」は、拙い・・ ただ、血圧につていは、

 

   「高いですねぇ・・ これじゃあ、出血しちゃいますよ」

 

と言った。 内心、私は

 

   「(だから、降圧剤を ・・ って、前回もお願いしたじゃない!)」

 

と思ってしまった。 F医師は、ドプスに高血圧の副作用があるか否かを、辞書の様な厚い本で調べ、その事を確信した様だった。 そして、高血圧の原因がドプスの副作用なら、ドプスを減らすべきで、降圧剤の処方はその事を見極めてからだ・・と言う。

 

確かに正論だが、ドプスの副作用に関しては、既に結論が出ているハズ・・ その事を告げたが、上手く伝わらなかったらしく、F医師は

 

   「ドプスって、日本だけでしか使われていないんです」

 

と、私がドプスに関して疑念をもっていると思った様だった。 では、その代わりは?

L-Dopaらしい。

 

   「では、マドパー(100mg)は最高で、どれ位飲んでましたか?」

 

と訊いたので、5.5錠/日(=550mg/日)である旨を伝えた。 それを聞いてF医師は、まだマージンがあると思ったに違いない。

 

   「L-Dopaは、900mg、場合によっては1200mg飲む事もあるんですよ」

 

と説明した。 そしてD2 アゴニストの種類について、本の該当ページを開いて私の希望を訊いた。 つまり、徐放性の「ミラベックスLA錠0.375mg」はどうか・・と言う事である。 この「LA」は「Long Acting」の略らしい。

 

結局、処方は次の様になった。 (下記は、1日分)

 

   ・ ドプス100mg                 : 1錠 (朝食後)

   ・ マドパー100mg             : 3錠 (朝昼夕食後)

   ・ ミラベックスLA 0.375  : 1錠 (朝食後)

   ・ シンメトレル50mg        : 4錠 (朝夕食後、2錠ずつ)

 

これを見ると、まるでパーキンソン病に対する処方の様だ。