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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

友人の職場へ(続)

私は友人の案内で彼の職場に車でやってきて、その4階のテラスで心地よい風に吹かれながら、昼食を摂っている。

 

烏賊博士を自称する彼は、この各種学校で教鞭を執っていると言う。 そして、週2回の講義を担当しているのだと言う。

 

科目は「運動生理学」らしい。 しかも従来の「生理学」の過ちを正し、学生がどうやったら理解を深める事かに心を砕いている。 つまり、なぜ学生が「生理学」を学ぶ中でつまずくのか? その原因を精査し、キチンと段階を踏んで説明しているのだ。

 

いくら講義で公になったとは言え、ここでその中身を述べる事は著作権に触れる可能性もあるので、彼が執筆するに当たっての、私宛てのメッセージのみを紹介しよう。

 

(学生や卒業生は)「○○界から来た人が多いので、学力に自信が持てないのです。 一生懸命教科書で生理学を勉強しても、ちんぷんかんぷんで解らない。 自分が馬鹿だから理解できないと思い込んでしまいます。 教科書の権威は凄まじいものです。

 

そうじゃないんだよ! 教科書が怪しい! 運動系の生理学はこんなに混乱しているから、わからないのは当たり前なんですよ。 混乱の原因を知り、まとめ直して、理解してください。 そして、自分の仕事に役立ててください。 このメッセージが伝わって欲しいと思いました。」

 

そしてなぜ、彼ら/彼女らが自分の学力に自信が無く、コンプレックスになってしまうのかも解説してくれた。 流石は、烏賊博士!

 

更に友人は、現在の各種学校が置かれた問題も教えてくれた。 文部科学省は、2020年を目標に、授業のコマ数を増やそうとしているのだが、現実、どうこなしたら良いのか・・困っているそうだ。

 

   ――――――――――――――――――

 

また、彼が所属する科での他の講義の内容も、教えてくれた。 例えば「包帯学」。 これは、捻挫や脱臼、骨折時の包帯の巻き方を教えるのだが、彼の経験を紹介しよう。

 

彼が飼っているウサギを散歩させていたら、犬に襲われて跳ね飛び、着地した時に後ろ脚を脱臼したらしい。 このままだと脱臼部位に骨が当たり、炎症を起こし重篤な結果になってしまう。 かと言って、手術も術後管理を含め、どこまでQOLを上げられるか未知数である。

 

ここで「包帯術」の登場である。 どうやるかと言うと、半分脱臼したまま包帯で固定するのである。 そうすれば、痛まないのでADLを確保できる。 ・・と言うらしい。

 

実際、その後ウサギが散歩出来ているので、完治したのだろう。 将に「技」である、素晴らしい!

 

こうして、コインパーキングに600円を投入し、無事に帰宅した。