自分のお金を下ろすのに・・ (続)
制服姿の警官が4名(=2名×2)入って来た。 合計5名である。
役割りは、K氏が尋問役、2名が警備(犯人逮捕?)役、2名が記録役の様だ。 と言うのは、先の2名は、警備の警官の服装、
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後の2名は、捜索の警官の服装である。 (下記画像の左側)
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K氏は背広姿(私服)なので、刑事なのだろう。
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要は、振込み詐欺に関連しているかどうかの調査である。 で、先ずは家族構成と家族への連絡だ。 この時、妻は外出しているので、家には不在だと言うと、携帯電話に架電せよ・・と言う。 電話しても、映画の上映中なので、出る訳はない。
それでも、20分程して妻から架電があったので応答すると、K氏が代われと言う。 その内容は、①私が銀行に来ている事を知っているか?、②下ろす金額を知っているか?、③不審な電話はなかったか?・・である。 勿論、全クリだ。
それを知って、銀行員は
「それじゃあ、出金して宜しいでしょうか?」
とK氏に言って、通帳と払戻請求書の載ったトレイを下げた。 すると、先の2名の警官が、
「じゃあ、私達もこれで(帰って)宜しいですか?」
とK氏に確認して、部屋を出た。 つまり事件性もなく、その2名は生活安全課ではない・・と言う事である。 と言う事は、私が詐欺グループのメンバーかと思われた??? そう言えば、彼らは扉の所に立っていた。 逃走防止のためだろう。
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疑いも晴れ、やがて行員が現金を持って来て、これで一件落着と思われた。 所が、通話履歴を調べたいので、自宅まで同行したい・・と言う。 これを「136(番)」と言っていたので、符牒かも知れない。
で、私が運転する車の後を付いて来るらしい。 勿論、パトカーで!?!
まぁ、「大金」の警護をし、本人の住まいの様子や入室の様子も見るのだろう。 実際、電話機で着信履歴を調べて行った。 これで、本当に終わった。
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全部で2時間位だったろうか? 自分のお金を下ろすのも、大変になった。 イヤな時代になったものである。