パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

気功37

そんな話をしていると、奥の方から、

 

   「おぎゃぁ、おぎゃぁ・・」

 

と言う、赤ん坊の泣き声がした。 すると、

 

   「生まれたんですか!?!」

 

と妻が訊いた。 以下は、気功師とのやり取りである。

 

   「そうなの! もう大変なのよ、夜中でも何でも1時間おきでしょ?」

 

   「いつ、生まれたんですか?」

 

   「ええとぉ・・ 3月の8日」

 

   「そうですか! 2月一杯は持ったんですね!?!」

 

   「えぇ・・ しかも、2600gもあって! 2500g以下が未熟児だから、ちゃんとクリアーして!!!」

 

   「まあ、それは良かったですね! で、母子共に健康なんでしょ?」

 

   「それはイイんですが、兎に角、腹っぺらしで・・」

 

   「そうですか・・ じゃあ、ミルクで?」

 

   「もう、母乳だけじゃ足りなくて・・ 何しろ1日60gも(体重が)増えるのよ!」

 

   「で、安産だったんでしょ?」

 

   「まぁ、それはそうなんですが・・ 私にも立ち会えって!」

 

   「へぇ・・」

 

   「そうしたら、まるで私がお産してるみたい・・ もう、私は生まれる頃には、汗びっしょり!」

 

   「・・」

 

   「そうしたら、へその緒って螺旋状になってるのね! そして、臍帯血を採って・・」

 

   「あれって、何かに使うんですよね?」

 

と、そんな事を話していたが、まぁ、男には分からない世界なので、私は専ら聞き役でしか無かった。 そして次の予約を6月に取り、帰宅した。

 

帰る時は、腰痛は少し軽くなっていた。 気功と言うのは、本当に不思議である。