パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

気功36

2016年4月となり、日本の各地から桜が満開の便りが届く。 我が家の庭の桜も、満開となった。 そんな4月の始め、気功の施術を受けに、妻の運転で気功師宅に出掛けた。 

 

宅に着くと、ドアが開いていて、私達は声を掛けて入った。 すると、気功師が奥から出て来た。 いつもなら、ドアの側で私の歩容を知るために、聴き耳を立てていたのに・・ 更に、奥から子犬のキャンキャン鳴く声がして、ガラス越にこちらに向かって吠えているのが分かった。

 

何か、いつもと違う雰囲気を感じながら、室内に入ると犬は急に静かになり、挨拶後、早速施術が始まった。

 

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うつ伏せの状態で、妻が私の腰痛を告げた。 すると、気功師は私の腰の辺りを撫で始めた。 更に尾骶骨の方に手を当て、

 

   「痛いのは、この辺かしら?」

 

と訊いた。 私がもっと上を指すと、

 

   「あら、変ねぇ、この辺だと言っている・・ レントゲンは撮ったんでしょ?」

 

   「ええ、5つある腰椎の上から2番目が・・ (変でした。)」

 

と言うやり取りになった。 その後仰向けになって、約1時間で全体の施術を終えた。

 

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その後、気功師が淹れてくれた甘いコーヒーを飲みながら、私の状態についての説明を聴いた。 先ずは、胃痛である。 昨年11月中旬の上腹部痛に似た痛みを、ここ1ヶ月で2回ほど経験したからである。 すると、気功師

 

   「あら、そう? 何も無かったけど?」

 

と言う気功師の言葉にチョッピリ安心し、続いて私の高血圧の懸念を妻が話した。 すると気功師

 

   「136の85だったわよ」

 

と、気功での見立てを述べた。 すると、今度はそれに対して妻が答え、次の様なやり取りとなった。

 

   「家で測ると、150の100位ですけど・・」

 

   「それじゃあ、高血圧じゃあない! 家では、どんな血圧計で?」

 

   「あのぉ・・ 手首に巻くものなんです」

 

   「あのね、血圧計って(メーカーや機種によって)色々なのよ! 一番正確なのは、水銀柱でやるやつなの・・」

 

と。