パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ303―研修生による見学

2月下旬の今日は、リハビリの後に診察がある日である。 と言うより、診察日が先に決まるので、その前にリハビリを入れるのだ。 同じ総合病院なので通院回数を減らす事ができるのだが、リハビリは時間が決まっているが、診察は不定のためだ。

 

そこで妻の運転で総合病院に行き、リハビリ室でM医師の予診を受け、I士の施術を待っていると、部屋の隅で白い上下の女性が立っていた。 研修生である事は、一目で分かった。

 

で、ほぼ定刻にI士が現れ、

 

   「あのぉ・・ 見学させて頂いて、宜しいでしょうか?」

 

と訊いた。 勿論、快諾した。

 

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こうして女性の研修生と共に、I士の施術が始まった。 女性は結構がっしりした体格でおかっぱ髪の美人である。 I士の施術を見ながら、盛んにメモを取っていた。 勿論、ずっと施術台の横に立ちっぱなしである。

 

さて今回の新技は?

 

I士は台の上で、片脚を大きく前に踏みだす様指示し、更にそこから立って見よ・・と言った。 まぁ、多少バランスが悪いものの、それは容易である。

 

すると彼は私に立ち膝をする様、指示した。 そして、その状態から片脚を前に出し、

 

   http://www.stretch123.net/drawable/stretch_043.gif

 

更にその体勢から立ってみよ・・と言った。 但し、本当に立つ必要はないらしい。

 

私は、勿論、出来た。 でも・・ 何か違う様だ。 

 

すると彼は立ち膝の私の正面に廻り、私の腰を引き寄せた。 つまり、私の上半身の姿勢に問題があるらしい。 どうも、私が「へっぴり腰」になっているらしい。 彼が私の腰を前に出す様に引いている・・というのは、そう言う事だ。

 

そしてその状態から片脚を前に出して、私が立ち上がろうとすると、彼は私の太腿の裏に手を回した。

 

   「うん、ハムストリングスはチャンと伸びていますね」

 

と確認した。

 

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所で、彼に子供が生まれたらしい。 私が、

 

   「じゃあ、今日から『パパ』と呼ばないと・・」

 

と、冷やかした。 去年のゴールデンウイークの結婚式なので、ハネムーン・ベービーである。