パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

気功34

2月上旬の今日は、2ヶ月ぶりの気功の予約日だ。 予約時刻は夕方であるが、私は早々に風呂に入った。 と言うのは、入浴により気が流れるから・・ではない。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/09/11/060332

 

で、妻の運転で、気功師の家に着いた。 入り口に向かって歩き始めて、「ここだ」と思ったら、行き過ぎてしまった。 妻は、

 

   「あ! 過ぎちゃった!!!」

 

と踵を返せたが、私はそうは行かなかった。 姿勢反射障害のため、ふらついてしまった。 勿論自分の左側にある金属製の手摺りに掴まったが、その手摺りにはつや消しの塗料が使われていたため、手が滑ってしまった。 そこで反射的に右手も添えたが、自分の体を支え切れなかった。 そのため転んでしまったが、右手は手摺りを持っているので左手が離れ、私は仰向けに倒れて転んだ。

 

しかし、不思議と怪我はなかった。 と言うのも、反射的に体を丸めて床を転がったからである。

 

その様子を気功師が見て、ビックリしたらしく、

 

   「どこか、打たなかった? 痛い所、無い?」

 

と気遣ってくれた。 でも、ダウンジャケットを着ていたので、腰も背中も本当に打たなかったのである。 ただ、右の脛(すね)を打ったらしく、後で見たら擦り剥けた痕があった。 それでも、トレーナーの上から当たったので、出血には至らなかった。

 

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そんなハプニングがあって、気功の施術が始まった。 気功師は右手で水晶を振りながら、左手をうつ伏せの私の背や頭の上空にかざしたり、背中を撫でたりしていた。 その後、仰向けとなり、数分間、手をかざした。

 

今回は、両方で40分間と短かった。 施術が終わると、コーヒーとクッキーを出してくれ、血圧の話しになった。

 

最近、血圧が高めで、薬の副作用の可能性もある・・と、処方が従来の半分になった事を紹介した。 すると、自分の見立てでも収縮期が138mmHgといつもより10程高かったが、それは、入り口で転んだため・・と思っていたと言う。

 

   「そのお薬は、筋肉に効く(作用する)の?」

 

と訊かれたが、ドプスなので、

 

   「いえ、脳の神経の伝達を良くするんです」

 

と答えたが、理解できたか、どうか? 妻がフォローの積もりでドパミンの役割りを例として説明していたが・・