パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201601―3

そして、最後のトピックは処方である。 血圧が高めなので、S医師はこう切り出した。

 

   「どうします? ドプスが目一杯なので、減らしてみましょうか? シンメトレルも効いている様ですし・・」

 

そして、続けた。

 

   「それでもし血圧が下がらない様でしたら、降圧剤を処方しましょうか?」

 

なるほど、先ずは血圧上昇の原因を突き止めるらしい。 私が、

 

   「えぇ、それでお願いします」

 

と答えると、

 

   「そうねぇ・・ (処方量は)どうしましょうか?」

 

と、私の方を向いて、少し考え込む様子を見せた。 勿論、処方は医師の専任事項なので、私は黙っていた。 その結果、

 

「じゃあ、現在の半分の3錠/日にしてみましょう」

 

と決定した。

 

こうして、次回を7週間後の2月○日に決定して、本日の診察を終えた。 すると、別れ際にS医師がメモと救急搬送の経緯を持ち、こう訊いた。

 

   「これは、戴いても宜しいですか?」

 

と。 それを聞いて、妻がチャチャを入れた。

 

   「良かったねぇー! 先生が読んでくれるって!! 書いた甲斐があったわねっ!!!」

 

それを聞いて、私は何も言えなかった。

 

そして、お礼を言いながら、扉を閉めた。 続いて、今日はこの後、消化器内科の診察があるので、妻と私は消化器内科の待合室に移動した。