診察201601―1
年が明け、平成28年(2016年)となった。 早速、総合病院での行事がある日だ。 それも、午後に3つも!!! それらは、脳神経内科、消化器内科、リハビリである。
先ず、脳神経内科のS医師の診察を受けよう。 その前に、病院備え付けの血圧計で測っておくとしよう。 すると、168-105であった。
ほぼ、予約時刻に呼ばれた。 S医師は、私が診察室内へ入る様子を見ている。 そして、軽い挨拶をし、私が着席して診察が始まった。
妻が、私が預けていた書面・2通をカバンから出し、S医師に渡した。 1つはA4一枚のメモであり、もう一つは、救急搬送の経緯と顛末であり、A4で16枚にもなる。 後者を渡す時、妻はそのドキュメントの厚さに躊躇した様である。
S医師は、そのドキュメントをめくりながら、要点だけナナメに読んだ。 そして、メモに目をやった。 そこには、次の様に書いておいた。
(1) 前回受診(2015年11月○○日)以降の様子について
① 11月○○日の深夜、上腹部痛を発症、翌日に貴院に救急搬送された。 原因は、未だ不明。 本日貴科受診後に、消化器内科を受診予定。 腹部エコー検査や内視鏡検査等の結果を受け、その場で診断が下りるかも? 尚、尿蛋白陽性で腎臓内科の初診を受けたが検査結果は陰性で、即終診となった。 その経緯を別添とした。
② 障害厚生年金3級から2級への額改定請求は、不承認だったので審査請求を行った。
③ 12月○日と同月○日に(杖を携行し)一人で電車に乗って、○○駅と○○駅を往復した。 改札ゲートを通る時とエスカレーターに乗る時に、脚がすくんだが、それ以外は、特に問題なし。
④ 夜間頻尿、2~3(~4)回。(従前、0~1回) ベッド脇にペットボトルに入れた飲用水を用意して就寝。
⑤ 硬便の事が多く、排便困難な時もある。(無理に力むと、血圧が上昇してしまう。) その結果、便秘気味。
⑥ 高血圧症状(収縮期160mmHg位、拡張期100mmHg位)が続いている。 本態性か、(④・⑤と共に)自律神経の問題か、(④・⑤と共に)ドプスの副作用か(今更?)。 将来のQOLを考え、治療を開始した方が良いでしょうか? 加療(処方)が必要な場合、S先生にお願いできますでしょうか?
⑦ 12月○○日、歯の定期健診を兼ねて歯石除去のため、○○市内の歯科医院に掛かった。
これを見て、S医師は血圧計を取り出し、服の上から左腕で測り始めた。 157-98と表示されたので、彼女はその値をメモした。
今度は私に起立を促し、連続3回測った。 着席時は1回の測定なのに、なぜ3回も? 測定値に納得行かないから? それとも平均値が必要だから?
その結果は殆んど同じで、147-98程だった。
「立ちくらみは、ありませんか?」
と、S医師が訊いたので、無い旨を答えた。 つまり、3回測った理由は、血圧の経時的変化を診るためだった。
また、障害年金の等級については、
「これだけ(状態が)良ければ、(等級の改定は)無理でしょう」
とS医師が言ったので、妻が、
「(診断書を書いて貰った)当時は、もっと悪かった・・と主人は言うんです」
とフォローしてくれた。