パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ284―「上半身の柔軟性は・・」

2015年10下旬、10月4回目のリハビリの日だ。 前回、リハビリ環境の衛生度に対する懸念を述べた。 そこで今回、他の患者のリハビリ開始の様子を見ていると、担当の理学療法士が施術台を、殺菌剤を含んだ大判のウェットティッシュで清拭していた。 それを見て、私は

 

「(ナーンダ、チャンとやってるじゃない! やってないのは、I士だけか!?!)」

 

と思ってしまった。 まぁ、今回は施術が始まってしまったので、次回もし清拭をしなかったら、一応頼んでみよう。

 

で、今回のリハビリの内容であるが、先ず、脚や胸部をマッサージした。 更には、

 

   「靴を履いて下さい。」

 

と言って、バランスを確認した。 続いて、台に腰掛ける様、私に促した。 そして、台に片肘をついて、その肘に体重を掛けると、その側へ上半身を曲げる格好になった。 これを左右に2回ずつ繰り返した。 即ち、胸郭/脊柱の左右方向への伸展の柔軟性の確認である。

 

では、後方への柔軟性は? それを確認するために、I士は私を起立させ、私の真正面に立ち、両腕を私の背中に回した。 そして、

 

   「じゃぁ、そのまま反ってみて下さい」

 

と言った。 つまり、相撲技で言う「サバ折り」・プロレスで言う「ベアハッグ」の格好だ。

 

   http://tdl-snail.sakura.ne.jp/sblo_files/tds-snail/image/E38389E3838AE383ABE38389E3818CE38387E382A4E382B8E383BCE38292E382B5E38390E68A98E3828AE38399E382A2E3838FE382B0_R-thumbnail2.jpg

 

http://tn-skr3.smilevideo.jp/smile?i=24546746.L

 

私が反り返るので、上記画像で言えば「技を掛けられる」側である。

 

まぁ、上半身は離れるので、良い。 問題は「男同士の下半身の接触」である。 I士は感じないのか、

 

   「もっと反ってぇ。 ハイ、もっと、もっと・・」

 

と、鼓舞・激励する。 私は上半身を反らせば反らせる程、下半身がせり出る。 I士は私が後ろに倒れない様に、益々引き寄せる。

 

   「(嗚呼、これで相手が女性だったら・・)」

 

と、つい邪念を持ってしまう・・

 

I士は、「上半身の柔軟性は、ありますねぇ・・」と、評価してくれた。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/10/18/063436

 

その結果、残る大物はハムストリングスのみとなってしまった。 椅子に座っての、またジャックナイフストレッチによるハムストリングスのストレッチをやった後、台に腰掛けて脚を深く組み、組んだ脚を反対側の腕で抑える格好をした。 これが股関節の訓練になると言う。

 

どうも、ハムストリングスと股関節は関連が深いらしい。

 

   http://cudan.ws/kinyo/strech/static-legham.html

 

否、関連があると言うより、この世界では、その観点から表裏一体らしい。