パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

立ち合い(土地の境界)

10月上旬の某日、土地の立ち合いを求められている。 尚、この土地は妻の名義なので、私は物見遊山である。

 

先月、隣家がヤマの樹が伐採され、抜根もされて綺麗な土地となった。

 

   (伐採前 : http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20151009/20151009172352.jpg?1444379707 )

 

   (伐採中 : http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20151009/20151009175053.jpg?1444380799 )

 

   (伐採後 : http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20151009/20151009172351.jpg?1444379769 )

 

そして、境界の決定のために測量するのである。 まぁ、土地は不整形なので、妻は

 

   「登記簿通りの面積があれば、(境界位置は)どこでも良い」

 

と言うスタンスを宣言してあるので、隣家も測量士も安心している様だ。 と言うのは、妻の分の土地まで伐採し、測量までしてくれるので、それ位は当然だ・・と。

 

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そして、当日となった。 以下は、妻から聞いた話しである。

 

約束の定刻に少し遅れたものの、立ち合いが始まった。 先ずは、隣家の先代が植えたとする樹の根元の杭の検証である。 所が、その位置では我が家の分が161㎡無いんじゃないか・・と妻が主張したらしい。 それにその位置では、どう測定しても矛盾が生じるらしい。 つまり、いくら両家で合意しても、測量士は図面を引くことが出来ない・・と言う。

 

では、何処なら合理的なのか? 一応、測量士が提案した場所は、その樹とは全く異なる2本の樹の中間だった。 では、その樹は? 測量士によると、実生だと・・ もし植樹するなら、欅(けやき)等を植えただろうとも・・ 

 

では、隣家の先代が植えたとする樹は、一体、どれなんだろう? 否、本当に正しい境界に植えたのだろうか? そこでその2本の樹を抜根し、後日、(樹の位置とは関係なく、測量によって)コンクリ杭を入れる事にした。

 

妻の主張が良く通った・・と思ったら、構図に距離を記入して置いたのを測量士に見せたそうだ。 ビックリした測量士は、その起源を妻に訊いたらしい。

 

実はその数値は、心配になった私が構図の距離に縮尺の逆数を掛けたものだった。 きっとその値が、測量士の手持ちの数字に近かったのだろう。