パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ282―今月の目標達成のために

さて、診察が終わって早めにリハビリ室に着くと、担当のI士は前の患者を施術中だった。 目が合ったのでお互いに軽い会釈を交わし、待合用の椅子に座った。 そう、今回は外来後の受診なので、リハビリ室の医師による予診は無いのである。

 

所が、予約時刻になっても、まだI士は前の患者と話している。 どうやら、「リハビリテーション総合実施計画書」を書いている様だ。 オイオイ、それってリハビリの時間内に書くべきものじゃぁないの???

 

結局、10分遅れで、私のリハビリの順となった。

 

さて、今月の目標は、タイトハムストリングの解消である。 そのために「ジャックナイフストレッチ」が有効である事は、確認した。 そこで、今の私の疑問は

 

  ① 私のジャックナイフストレッチのやり方は、正しいか?

  ② 他にどの様なストレッチが有効か?

 

である。 

 

そこで、施術の後半に、キリの良い所で訊いてみた。 先ず、両脚を半歩開き、膝を揃えて屈んだ。 そして左右それぞれの手で、夫々の足首を握った。 そして腰を折り、胸を太腿に接して、尻を持ち上げ様とした時、

 

   「そうじゃないんです、手が前に来るんです」

 

と教えてくれた。 つまり、膝を揃えて横から足首を握ると、踝(くるぶし)の上を握る格好になる。 そうではなく、手の甲が前を向く・・と言う事らしい。 

 

例えば、膝を開いて、両膝の間から腕を入れて足首を握ると、その格好になる・・

 

それで、尻を突き出す様に持ち上げたが、膝は完全には伸びない。 すると、I士が手本を見せてくれた。 腕も膝も真っ直ぐ伸び、相変わらず美しい。

 

で、私がやると、膝は完全には伸びず、見苦しい・・

 

その後、彼にオススメのストレッチ法を訊いてみたら、例の椅子に浅く腰掛け、片足を前に出して上半身を前に折る方法、

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/10/08/065116 

 

の最後の部分に記載された方法である。

 

で、私がやったらハムストリングスは、ジャックナイフストレッチ法程は伸びないし、背中が丸まっては効果がないので、止めた。 但し、背中が丸まるのはハムストリングスが伸びていないからである。 

 

つまり、「それが出来れば、苦労は無い(=初めっから、そのストレッチは不要)」と言う事だ。