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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ279―まだまだ・・

その後、靴を履いて、丸椅子に座ったI士の正面に立った。

 

   「片足で立ってみて下さい。」

 

   「 ・・ 」 (片足を床から、少し離す)

 

   「では、(そのまま)脚を挙げて下さい。」

 

   「 ・・ こうですか?」 (太腿を水平まで、挙げる)

 

   「そう、そのまま。 オッ、イイッスねぇ! じゃあ、片手を挙げて?」

 

と、課題を出してきた。 片手を挙げると重心位置が上がり、更に難しくなる。 そして、左右を入れ替えて、同じ動作を繰り返した。 それでもどのポーズでも、10~20秒は挙げていられた。 I士が予想していたより、良かったのだろう、   

 

   「イイッスねぇ」

 

を連発してくれた。 まぁ、私の年齢なら、開眼片足立ちは、50秒から1分出来ないと。

 

   ―――――――――――――――――

 

続いてI士は、キャスター付きの丸椅子をもう一つ、集めた。 そして元の方の丸椅子を私によこした。

 

で、I士は台に浅く腰掛けたまま丸椅子を前に置き、その上に両手を載せた。 そして、丸椅子を向こうに押し出し、上半身を前に倒して行った。

 

勿論、私も真似た。 しかし、I士の背中は真っ直ぐであり、上半身は一枚の板の様だったのに対し、私の背中は丸みがあるらしい。 I士が私の背中を押したので、私はそれが分かった。

 

   「まだまだ・・ ですねぇ。」

 

と、ポツリと言った。

 

そして、その状態で、片足ずつ挙げてみよ・・と言った。 しかし、思うように挙がらない・・

 

すると、I士が見本を見せてくれた。 まぁ、言っている事は、分かる・・ でも、なぜか脚に力が入らないのである。

 

   「これって、結構難しいんですよ」

 

と、一応、フォローしてくれた。