パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ276―前の患者がキャンセル

9月の上旬、今日はリハビリの日である。 秋雨前線の影響で続く長雨の中、妻の運転で出掛けた。 

 

9月最初のリハビリなので、「リハビリテーション実施総合計画書」を作成する日だ。 さて、今月の私の目標は何にしよう・・ 前月は「歩行の姿勢」にしたので、同じじゃあ、芸も無い。

 

さて少し早目に到着し、M医師による予診を受けた。 M医師は、いつもの通り訊いて来た。 返答も、毎回同じは、芸が無い。

 

   「どうですか、変わりないですか?」

   「調子がイイです。」

   「脚の方は?」

   「えぇ、イイです。」

 

と答えると、カチャカチャとKBを打ち、受診案内票にチェックを入れて返却した。

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室内を見渡すと、担当のI士がいない・・ 確か私の前に予約の患者がいたハズだ。 台風18号の影響による強い風雨のため、キャンセルしたのだろう。 I士が10分間程早く来て、

 

   「少し早いですが、良いでしょうか?」

 

と言うので、早く始まった。

 

さて、下半身のマッサージとストレッチから始まった。 今回は、ヤケにハムストリングスの伸展に熱心である。 あれって、痛いのだ。

 

その後、片肘を台に着けて起き上がる復習をした。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/09/04/071308

 

更にその後、高い台に腰掛けてバランスの練習をした。 両足が床から離れた状態で両膝をくっ付け、浅く腰掛けた。 そのまま、両手を水平に広げた。

 

すると、I士は私の上体をユックリと、左右に揺すった。 例えば、I士が私の肩を右に引く。 すると、私の体は右に傾いた。

 

私の体重を支えるのは、右の尻のみとなり、左の尻は完全に浮く。 それでも腕は水平に保たなければならない。 すると、自然と円背になってしまい、注意を受ける。

 

今度は、右に傾いた上体を戻さなければならない。 目一杯右に引っ張られているので、戻すにもバランスが必要だ。

 

そして、元に戻ったら、今度は左側へ同じ事を行う。 これを、左右に数往復した。