パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

芝を上手く刈れず・・

2015年9月になった。 8月下旬から、ずっと雨続きだ。 実は前回の芝刈りから、10日以上経った。 本来は一週間毎に刈りたいのであるが、芝が乾く間がない・・

 

8月上旬、猛暑日が連続する中、日中の余りの暑さに朝の涼しい内に刈った事があったが、朝露で湿った芝が筒に詰まって刈れなかった事があった。 どういう事かと言うと、午前中から晴れて微風もあり芝生が乾燥していないと、刈った芝がブロワーで集草箱に送られないのである。

 

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そして12日目、そのチャンスがやって来た。 そこで久々に芝刈り機のエンジンを掛け、刈り始めた。 すると・・

 

兎に角、重い。 雨で芝が良く伸びた。 少し凹んだ場所では芝生が徒長し、エンジンがウンウン言って回転数が落ちる。 そして芝生を1往復するだけで、集草箱が一杯になってしまう。 その度に芝刈り用の刃を上げてクラッチを切り、芝刈り機を端に寄せてエンジンを切ってから草(=集草箱内の、刈った芝)を捨てる必要がある。 非常に効率が低い。

 

かれこれ、1時間近く掛かって刈りやっと終わった。 刈った後を見ると、集草しきれなかった芝が走行ラインに沿って落ちている。 まぁ、今日の所は仕方ない。 これで上がろう。

 

9月に入ったとは雖(いえど)も、兎に角、汗が酷い。 シャツがビショビショで気持ち悪い。 家に入ると、

 

   「お風呂、出来ているわよ!」

 

と言う妻の言葉にシャワーを浴び、髪から足先まで洗い終わったら、缶ビールがテーブルに置いてあった。 プルタブを上げると、鈍い金属音に続いて、

 

   「ぷしゅーーっ」

 

と音がして、中から盛り上がって来る泡が見えた。 そして、キュウリや茗荷の糠漬けを肴に飲む。 至福の時である。 

 

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アルコールが回って来ると、疲労感が出て来た。 でも刈り終わった芝生を見ていると、その疲労感は満足感に変わって行った。 これを「芝ジャンキー」と言わずして、何と言おう・・

 

よし、次回は早目に刈ろう。