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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201508―3

続いて、S医師にとって最も関心のある、シンメトレルの効果の説明を行った。 と言うのは、前回の診察時に初めて処方したので、PSP-PAGFに対する効果には、興味津々であろうと思われたからである。

 

(6) シンメトレルの効果について 

 

( ――― 本項目は、下記URLの報告と合致するので、ここでは割愛する。

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/09/08/083252 ――― )

 

この模式図を見ながら、S医師は

 

   「シンメトレルは、効いたんですねぇ・・」

 

と、つぶやく様に言った。 それを聞いた妻が、詳細を報告した。

 

   「そうなんです、一週間位は『もう、治ったの?』と思える程上手に、いえ、普通の人の様に―――普通の人が、疲れた時位かな?―――位、上手に歩けたんです!!!」

 

すると、その一週間だけ著効を示した事が、理解出来ない様だった。

 

   「でもねぇ・・ でも、今はかさ上げにはなってるみたいね。」

 

と言いつつ、

 

そして、私の左手を軽く握手する様に握り、左肘と左手首の「歯車様固縮」の有無を調べた。 続いて、今度は右手で同じ事をやった。

 

更にS医師は、私の目前にボールペンを掲げ、私の焦点がペンに合ったのを確認し、左右と上下にユックリと動かした。 特に下方には、深く動かし、

 

   「下が見えにくい事って、ありますか?」

 

と、訊いた。 PSPに典型的な「下方注視障害」である。 勿論、否定の返事をすると、不思議そうに言った。

 

   「歩行(の問題)だけなのよねぇ・・」

 

それを聞いていた妻が、私の気になる症状について報告したら、S医師から次のコメントがあった。

 

   「あのぉ、先生・・ 茶碗を持つ時、主人の手が震えている事があるんです。」

 

   「何もしてない時は、震えは無いんでしょ?」

 

   「ええ・・」

 

つまり、パーキンソン病特有の、「静止時(安静時)振戦」が私には無い・・と言う事である。