パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ272―姿勢矯正ベルトを買う

8月上旬、リハビリの予約日である。 今日は予診の医師が初見である。 「受診案内票」を渡すと、「○○さんですね?」と訊き、肯定の返事をすると、

 

   「今日は体調は、良いですか? (リハビリには)問題ないですか?」

 

と、訊いたのみである。 これだけでも保険点数が付くので、2割を負担しなければならない。

 

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定刻、I士によるリハビリが始まった。 今回は、下半身のマッサージからである。 そして課題も段々と難しくなった。 例えば・・

 

四つん這いの姿勢で、片足を立てる。 う~ん、どう伝えたら良いのだろう・・ 以前やった片足立て膝の状態で、両手を床に付ける・・でお分かりだろうか? それとも、陸上のトラック競技で、「用意」の前の格好・・と言ったら、直感的だろうか?

 

その姿勢から起立せよ・・と言う訓練なのだ。 そして、今度は左右の脚を替えて行う。

 

まぁ、立ち上がるまでは難しくない。 ここまでは、力技だからだ。 問題は、起立してから両脚を揃える所だ。 普通の疾患なら、きっと立ち上がる所が難しいのだろう。

 

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その他、こんな運動も行った。 片足を大きく前に出して、腰を落とす。 但し、スクワットの様に、膝を前に出さず、早目に前傾する必要がある。 洋式トイレに腰掛けるイメージだ。 この時、顔を上げて背筋を伸ばす。 このままで、両手を前の靴の先に、触れてみよ・・と。

 

靴の先に触れたら、その両手を眼前で水平まで上げながら、立位になる。 これは難しい。 今まで個別にやった運動の集大成の様だ。

 

続いて左右の脚を替えてやるのが目に見えているので、まぁ、今度はスムーズに出来た。 すると、I士から評価の声が出た。 まぁ、練習はどんなに大変でも、目標が目に見えていれば、頑張れる。

 

さて、I士の指摘によれば、私の円背は肩甲骨の辺りが特に強いと言う。 それなら、以前O士の頃によくやったストレッチポールが有効だろう。

 

と言う事で、総合病院の帰路、以前ヨガマットを購入したホームセンターに寄った。 すると、手ごろなサイズのハーフカットがあった。 (Φ=15cm、L=45cm) 色々見ていると、姿勢矯正ベルトもあった。 これは、両肩に掛けた輪を背中で弾性のある素材で寄せるものであり、「今日から美姿勢宣言します」と言う商品名である。

 

   http://www.joinus1980.com/SHOP/3B-3338.html 

 

実際に着用してみると、最初は背中で引っ張られる違和感があったが、それもやがて消えて行った。

 

・・と言う事は!!!