パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

シンメトレルの効果

前回、6月下旬の診察で、新たに「シンメトレル 50mg」が、一日2錠の服用となった。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/07/29/085053

 

丁度1ヶ月経過したので、その効果を自覚症状の変化として、纏めてみよう。

この間の効果を時間に対してプロットすると、下記の図の様になる。

 

   効|           ■              ――――
   果|         ■■■             屋内外で杖不要
   ↑  |          ■■■■■            歩容の改善
    |        ■■■■■■■             ――――
    |       ■■■■■■■■■■■          屋内なら杖不要
    |      ■■■■■■■■■■■■■■■■
    |     ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■             ――――
    |      ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■            杖を常用
    |        ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ⓪ ①      ②       ③    ④   ⑤  →時間

 

それでは、トピック毎に見て行こう。

 

① 1日目(充実感を感じた。)
  診察日の夜、1錠服薬して就寝。 翌朝の起床時に、物を掴んだ時、力が入った。
② 3日目(車で遠出)
  殆んど杖が無くても、歩行可能。 一人でターミナル駅まで運転し、旧友と会食。
③ 約10日後
  少し薬効が薄れ、屋外では杖を使用する。
④ 約3週間後
  更に薬効が薄れ、杖を常用する。
⑤ 現在(疲労感と歩容の改善)
  薬効はほぼ一定になった。 服用前と比較して疲労感が薄れ、歩容も改善した。

 

以上をまとめると

 

・3~10日目 著効 (歩き方はほぼ正常。 構音障害と開眼失行は残る)
・10~20日目 奏効 (突進歩行やすくみ足は、ほぼ消失)
・20日以降 有効 (疲労感の改善。 その他、大きな変化はない。)

 

と言う所だろう。 尚、この効果の出現パターンは、ビ・シフロールやドプス・カプセルの飲み始めの頃と、良く似ている。