パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ヨガマット

総合病院でのリハビリには、毎週一回、欠かさず通っているが、本来のリハビリは日常生活の中にある。 その意味では、総合病院でのリハビリは、一週間の成果の披露とチェックの場と考えるべきだろう。

 

しかし、自宅で練習を再現するには、難点があった。 それはフロアである。 なぜかと言うと、総合病院でのリハビリの殆んどは台の上で行うのであるが、自宅ではその様な台は無い。 台には適度なクッション性があり、例えば四つん這いになっても、膝が痛くない。 

 

では、自宅でその様なクッション性を再現するには? そう、本日のタイトルになっている「ヨガマット」の購入である。

 

予めインターネットで調べると、長さは175cm前後・幅60cm位の物が多い。 が、問題は厚みである。 標準は6mmであるが、8・10・12mmと色々である。 しかし、私の目的はヨガでなく膝の保護なので、厚めの方が適していると思われる。

 

7月下旬に近くのホームセンターに行く用事があったので、ついでにスポーツ用品売り場を覗いた。 すると、確かに「ヨガマット売り場」があった。 その脇には「ストレッチポール」と同じ機能を持つ円柱も・・

 

確かにあったのは「ヨガマット売り場」であり、「ヨガマット」があったのではない。 どういう事かと言うと、売り切れているのだ!?! つまり、売り場には空のダンボールがいくつも並んでいるだけなのだ。

 

見ると6mm厚の表示の空箱が5~6個、並んでいる。 恐らく、色違いなのだろう。 今、それ程人気なのだろう。 しかし、その隣には、辛うじて厚さの異なるマットが幾つか売れ残っていた。 見ると、10mmのものがある!?! 但し、色は1種類のみで、選択の余地はない!

 

私はその内の1本をカートに入れた。 うん、これでゲット出来た!!!

 

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自宅に戻り、早速開封した。 180cm×60cm×10mmの紫色のマットを広げると、少しクセがある。 そのクセを直す様に床に広げて早速乗って見ると、うん、膝も痛くない。 そこで、総合病院で習ったストレッチをやってみると・・ 快適だ。

 

使っていて気が付いたのであるが、表面の摩擦が大きいのである。 と言うより、マットの上では、布地が全く滑らない。 つまり、「踏ん張り」が効くのだ。 良く出来ている。 これで1200円程なら、安いっ!

 

否、使って役に立てられて初めて、「安かった」と言えるのだ。