パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

日光へ―1

7月中旬、義妹夫婦と共に日光へ車で出掛けた。 実は上旬に、お誘いがあったのだ。 それは、

 

   「日光へ、鮎を食べに行こう!」

 

と言うものである。 当時、新処方のシンメトレルが奏効していたので、直ぐにOKの返事をした。

 

尚、以下はあくまで個人の体験であり、そこに商業的な意図はない。 また味覚も個人の感想であり、何ら味の保証をするものでもない。

 

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で、当日の朝、参加者をピックアップしながら、義妹の駐車場に着いた。 総勢7人、私の車は5人乗りなので、乗り換える必要がある。 こうして、出発となった。

 

義弟の運転する車は市内を抜けて東北自動車道に入ると、比較的空いている快適なドライブだ。 宇都宮で東北自動車道に別れを告げ、日光宇都宮道路に入った。 そして車は一路、「今市」を目指した。

 

え? なぜ、今市で??? そう、知る人のみぞ知る「日光たまり漬け」の老舗があるのだ。 店内には試食は勿論、休憩も出来るスペースもあり、無料の飲料も振る舞われている。 さらに屋外にはなるが、トイレ小屋もある。 ドライバーもパッセンジャーも拘束(?)道路から解放され、ここで試食のたまり漬けを戴きながら、お茶でほっと一息つける様に・・なのだろう。

 

   http://www.tamarizuke.co.jp/ 

 

そして、全員がトイレを済ませ、今度こそ車は一路、鮎の食べられる「船場亭」に向かった。 

 

   http://www.funabatei.jp/ 

 

ナビに従ってひっそりとした村を抜けると、鬼怒川を渡る橋の手前に看板があり、道路から右に下りて行くと、広い駐車場の奥に暖簾が見えた。

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20150715/20150715135507.jpg 

 

店内を進むと、正面に鬼怒川の清流、そして下に目を遣ると、ヤナが見える。 そして、川面を渡る涼風が心地よい。

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20150716/20150716155654.jpg 

 

更に進むと、顔に熱気を感じた。 見ると、炭火で鮎を焼いている。 勿論、「遠火の強火」である。 タオルを首から下げたオジサンが、汗だくになりながら焼いている。

 

さて、我々は大広間の一角に陣取った。

 

さぁ、注文であるが、メニューには色々な川魚料理があり、どれも美味しそうだ。