パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ262―第一の波乱

さて、診察が終わると、「受診案内票」という紙を戻して貰い、それを持ってリハビリ室の受付に行く。 元々その紙は受付機に診察カードを入れた時に出て来たものであり、そこには患者基本情報や当日の受付記録と、当日の診療予定がリストされている。

 

例えば、今日の私の場合なら、

 

              14:30  脳神経内科

              15:40  リハビリテーション

 

と言う風に。 そして各科で終了後に、チェックを入れて行く。 すべて終わると、会計後帰宅だ。

 

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診察は、20分程で終わった。 次のリハビリまで、まだ30分以上ある。 内心、

 

   「(間に合ったー!)」

 

と思った。 所がその30分を経過しても、その「受診案内票」が戻って来ないのである!?! 流石に15:30になったら焦って来た。 妻が窓口に進捗を照会に行くと、まだの様である。 

 

15:35になったので、もう時間の余裕がない・・ 妻は、

 

   「40分からリハビリの予約なので、患者だけ先にリハビリ室に連れて行きます」

 

と、窓口に伝言して、私の車椅子を押して急いだ。 そして妻だけもう一度、脳神経内科の窓口に戻り「受診案内票」を受け取り、再びリハビリ室に急いだ。 

 

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こうしてあまり遅れる事無く、M医師の予診とI士によるリハビリを受ける事が出来た。

 

そして、リハビリ開始前に、妻はI士に診断書の用紙を見せ、

 

   「先程、脳神経内科のS先生にこれを書いて貰える事になりました。 先生は用紙を一旦、診断書受付に出し、そこからリハビリの先生にこの辺を書いて貰い、自分の所に戻る・・と言っていましたが、それで良いのでしょうか?」

 

とI士にも確認すると、I士はそれと異なる事を言った。

 

   「普通は先にリハビリの方でこの辺を書き、それを診断書受付に持って行くみたいですよ?」

 

私達は困って、一度診断書受付で訊く事にし、妻がその受付に今から持参すると言う。 その間、私達はリハビリを行った。