パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

激辛チャーハン

6月中旬、梅雨の真っ盛り(?)である。 湿度の高い日が続き、気分もスッキリしない日が続く。 こんな時は、躰にも活を入れたい。 そこで、激辛チャーハンを作る事にした。

 

材料は、あり合わせである。 豚肉の生姜焼きの残りがある、サヤインゲンは茹でたのがある、笹蒲鉾も卵もある! で、卵以外の全ての材料を5mm角位に刻み、残りご飯を電子レンジで温めたら、準備完了。

 

フライパンにサラダ油を熱し、刻んだ具とご飯を入れて手早く混ぜる。 生の具はないし、ご飯も温まっているので、直ぐに調味に掛かる。 塩・味の素・中華味・牡蠣油ソースを入れて味を調え、隠し味にナンプラーを入れる。 ナンプラーを入れるには、コツが要る。 液をご飯に直接掛けずに、フライパンの熱い場所で沸騰させてから混合する。 そうしないと、生臭さが残ってしまうからだ。

 

そして、フライパンの中央に寄せたご飯の中央に窪みを作り、そこに卵を割り入れ、手早くかき混ぜる。 この様に、最後に卵黄レシチンでエマルジョンを作るのが、PSP-PAGF流だ。

 

で、ここで味見をすると・・

 

   (うん、旨いっ!!!)

 

で、完成ではない。 ここに豆板醤を落として、辛みを付ける。 すると、ピリッとした旨味が食欲をそそる「ピリ辛チャーハン」の完成だ!

 

   「え? タイトルは『激辛チャーハン』・・のはず!?!」

 

と思われた読者には、座布団一枚!

 

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さて、「ピリ辛チャーハン」を「激辛チャーハン」にするアイテムは? そう、「ハバネロペッパー(パウダー)」である。 メキシコ産のハバネロペッパーを乾燥させて粉末にしたもので、ハ○ス食品から販売されている。

 

これを3~4振りし、火を止めて全体を均一にして完成だ。 皿に盛り、コップに冷水を作って準備完了! 早速、レンゲに少し取り、口に運んだ。

 

   「うん、ウマ・・ ウ・・ ウ゛―――! ア゛―――!!!」

 

口中に辛さが広がる・・ 否、激痛が走る・・のに、1秒と掛からなかった。

 

冷水で流し込み、何とか耐えた。 そして、スプーンを運ぶ内、全身の汗腺は全開となり、鼻水が流れて来た。(お食事前の方、ごめんなさい・・) 

 

その辛さを喩えると・・ KGBが捉えたスパイの拷問として、水無しで食べさせたら、100%落ちたとか?

 

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え? 完食したか・・ですって??? フッフッフ、愚問だね!!! 余りの辛さに舌は痺れ、途中、辛さを余り感じなくなるのである!?!?! 

 

そ、それって、ア・ブ・ナ・イ・・