気功25―塩
そして、気功師は、昔渡した我が家の地図と間取り図とを出してきて、こう言った。
「塩は、差し上げましたっけ?」
と。 勿論、塩は初耳である。 その旨を答えると、気功師は机の脇にある約15cm角のタッパーウェアからプラスチック製のスプーンで、小さなジップロックの袋2個に白い微細結晶を掬い始めた。
こうして2つの袋が一杯になると口を押えて封をし、右手の上に載せた。 (下記URLは、その実物の画像である。)
http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20150418/20150418175630.jpg?1429347654
続いて気功師は袋の上空で左手から下げた水晶の角錐を何度か廻して、こう言った。
「ほんの2、3粒でいいから舐めてみて?」
言われるままに舐めてみると、確かに塩である。 ただ、その時は美味しく感じた。 きっと、①少量である事、②ア○シオの様な調味塩である事、③直前に甘過ぎるコーヒーを戴いた事・・の相乗効果だろう。 口の中が、サッパリした感があった。
「これで塩むすびを作ると、美味しいわよぉー・・」
と添えた。 但し、気功により「気」の入った特別美味しい塩であるとは言わなかった。 もし「気」により味が変わるのであれば、ダブルブラインドテストでもやってみたいものである。
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ではこの塩を何に使うのだろう? それが、どうも除霊らしい。 家の間取り図を見ながら、気功師はこんな事を言った。
「明日の朝、家の周りをグル―っと右回りに、と玄関に撒いて頂戴。 それと、排水口全部ね。 トイレは便器の中と手を洗う所と、台所や風呂場も。 あ、後は家の外の水道(の排水口)もよ。」
そうして次回の気功の施術時に、効果を見てみる・・と言う。
・・と言う事は、私に地縛霊かなにか取り憑いていて、それが病気の原因(の一つ)なのだろうか?
そして、敷地の見取り図を見て、氏神様のほこらの周囲にも、右回りでその塩を撒く様に指示した。
これでもし効果が無かったら、気功師自らが出向く事も考えているらしい。
「私が(現地に)行って(祈祷を)やれば、(迷える霊を)直ぐに上(=天国?)に上げられちゃうんですけど、ね!」