パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ248―リハビリの歴史

さて、3月最後のリハビリ日である。 この日は、子供を駅に送迎する都合で、少し早目の出発となった。 すると、道路の混雑もなく予定より早く到着したばかりか、前回の遠回りの教訓もあり私だけ車を降り、妻のみが駐車場に車を置きに行ったため、目標より30分近く早くリハビリ室に着いた。

 

すると、リハビリ室の一番広いスペースで朝礼中だった。 私の位置からは全員が見える訳ではないが、総勢で40人はいるだろうか?

 

   「どんな事を朝礼ではやるんだろう?」

 

と思って聴いていると、あるベテランっぽい女性が皆の前に立った。 そしてリハビリの歴史を語り始めた。 概ね、次の様である。

    

   「元々、リハビリは傷痍軍人の社会復帰のために始まった・・と聞いています。 その後、日本で小児麻痺(急性灰白髄炎)が流行し・・」

 

   「(ヘェー、そうなんだ・・)」

 

と思って聴いていると、別れの挨拶に変わった。 そう、3月は別れの季節である。 どうも就職先の病院を変えるらしい。 その後拍手があり、記念品の贈呈となった。

 

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やがてM医師がやってきて、予診を始めた。 こうして定刻にI士がやってきて、リハビリが始まった。

 

とにかく、全身、特にハムストリングスが固いのである。 平行棒の間に立ち、転ばない様にしてスクワットの姿勢で片脚ずつ伸ばしていった。 

 

最後に再び、NuStepを最大負荷の10で100歩こなし、本日のリハビリを終えた。

 

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さて問題は、支払いである。 今月は診察や処方があったので、既に負担の限度額を超えていろ。 原理的には無料のハズである。 まさかこのまま帰って良い事はないだろうが・・

 

そこで、総合受付で訊くと、総合受付に寄る事で良かったらしい。 と言うのは、黄色い手帳に保険金額を書き込む必要があるからである。