診察201503―3
これに対して、S医師は考え込んでいる様子だった。 きっと、身障者手帳の交付条件が年々厳しくなっているからかも知れない。 すると、妻がツッコミを入れた。
「あのぉ・・ 主人の状態は何級に該当するんでしょうか?」
「・・ そうねぇ、3級・・かしら?」
勿論、S医師は「第15条医師」ではないので、彼女の「3級」発言に法的な重みは無い。 しかし、S医師が紹介する「第15条医師」へそう助言してくれたら!?! 3級以上なら、自動車の税金(県税)がタダになる。
まぁ、そんな下世話な事はさて置いて、次の課題に移った。 それは、リハビリについて・・である。 メモから転用しよう。
(4) リハビリテーションについて
⑧ 3月末で、リハビリテーションの保険適用が切れます。 私の希望は「継続」です。 ご承認戴けますなら、「オーダー票」の発行をお願い申し上げます。
まぁ、ダメとは言わないだろうが、問題は期間である。 これまで最長は半年だったが、リハビリテーション科では「一年、欲しい」と言っていた。 その理由は、
「半年だと、(期限の終わりが)直ぐ来ちゃう」
と言う事らしい。 その事を妻がS医師に紹介すると、少し考え込んだ様子だった。 と言うのは、脳血管障害でも(保険適用は)最長180日である。 でも、S医師は、
「訊いてみますねぇ・・」
と言ってくれた。
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こうして、2015年3月の診察は終了し、残るは、処方と次回の予約のみとなった。 そして、前者については現状維持を、後者については7週間後の予約をお願いし、会計を済ませて帰宅した。 尚、下記処方は従前である。
Rx 塩酸プラミペキソール(0.125mg錠) ・・ 3 錠/日
マドパー配合錠 ・・ 3 錠/日
ドプス(100mg錠) ・・ 6 錠/日
まぁ、私としたらプラミペキソールもマドパーも不要に思えたが、処方を守って服薬している。