パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ247と診察201503

2015年3月下旬の今日は、リハビリと診察のある日だ。 前者は2週間ぶり、後者は7週間ぶりである。 これまで毎週欠かさなかったリハビリであるが、先週は妻の検査のため、電話でキャンセルをお願いした。

 

では、1回休んだら? 調子悪いのである。 それがリハビリを休んだ事によるのか、症状の悪化によるものなのかは不明であるが、自分の印象では後者である。

 

   ――――――――――――――――――

 

で、妻の運転で総合病院の、いつもの駐車場に進んだ。 所がガラガラなのである。 そのためエレベーターホールに一番近い所に停められ、その時は単純にラッキーと思った。

 

所が、エレベーターを降りたが、いつもの病院入り口に進む通路が閉鎖されているのである。 では、病院に入るには? グル―――っと一般道を回って、病院の正面玄関に回らなければならない・・ いつもの病院入り口は、20m先に見えるのに、病院の外側を半周しなければならない・・ これがどれ程の難行苦行であるかは、健常者には分からないだろう。

 

それでも妻の支えも得て、車椅子用のスロープから病院の正面玄関に着いた。 が、既に疲労困憊、ヨレヨレのヨタヨタであった。 これでは、リハビリ室には行けない・・と思った妻が、病院備え付けの車椅子を借りてきた。 うん、これで予約時刻に間に合う!!!

 

そして、受付機に診察カードを通すと、受付番号が印刷された小さなスリップと、受診案内とが出て来た。

 

   ―――――――――――――――――――

 

リハビリ室に着き初見の医師による予診を受け、I士による理学療法が定刻に始まろうとした。 妻が、

 

   「先週は、突然のキャンセルで、申し訳ありませんでした」

 

と詫びた。 I士は、

 

   「いいえ、体調が悪かったのですか?」

 

と気遣ってくれたが、妻が

 

   「いいえ、主人じゃないんです。 私の方が・・」

 

と答えると、それ以上は訊かなかった。 施術に当たって、通常通りで良い事が確認出来たからであろう。

 

   ―――――――――――――――――――

 

さて、リハビリの方は、今までのルーチンを一通りこなした後、

 

   「今日は下へ行って、機械を使ってみましょう」

 

と言い、私を半階下のジムに案内した。 そぅ言えば、O士が担当の頃は良く使っていた。 そして、Nustepをやると言う。 座席位置やアームの長さを調整しスタートすると、軽いのである。 画面を見ると、負荷=0となっていた。 I士は、

 

   「じゃあ、負荷を増やしますよぉ  ・・ では、100歩やりましょう」

 

と言い、最大の10に設定した。 流石に重いが、55歩/分程で終えたら、

 

   「では後、20歩やってみましょう」

 

と言い、本日のリハビリを終了した。 きっと彼が想定していたより、こなせたのだろう。