パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ243とMRI撮像

20152月中旬の今日は、リハビリとその後にMRI撮像のある日である。

 

先ずはリハビリであるが、少し早目に到着したら、I士が私達を見つけ、

 

   「少し早いですが、始めましょうか?」

 

と言ってくれたので、始まった。

 

で、彼が

 

   「声が出難いんですって?」

 

と、訊いて来た。 実は予診時に、医師にその旨を伝えてあったのだ。 彼は、先ず私を起立させて、腹式呼吸を促した。 

 

   「腹式呼吸は、できていますねぇ・・」

 

と言い、今度は台の上で仰向けになった私の胸郭のマッサージを始めた。 勿論、発声に重要な筋肉に関連しているからである。 例えば、肝臓を触知する様に。 まぁ、お腹に指を立て入れられるのは別に構わないのであるが、くすぐったいのである。 勿論、I士はマジメにやっているだけに、余計に可笑しく、

 

   「痛いですか?」

 

と訊かれて、私は、くすぐったい旨を答えた。

 

すると彼は、こう説明した。

 

   「発声には、ここの筋肉が重要なんです。 ここの筋肉を強く、しなやかに鍛える必要が(あるんです)。」

 

ナホルド、「強く、しなやかに」か・・ 相反するようであるが、言われれば納得である。

 

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実は、前回の宿題がこなせていない旨を私がI士に告げると、その再現は勿論の事、色々バリエーションを教えてくれた。 例えば台の上で片膝立てになったり、片脚(または両脚)を前方に伸ばして座った格好で、上半身をピンと張ったまま前傾するのである。

 

いずれも膝は90度以上伸ばして、上半身を深く折る事により、ハムストリングスをストレッチするものである。

 

さて、少し早目に始まったので、予定時刻より5分程早く終わった。 次は、MRIの撮像である。