パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

株式の現金化―17

20151月下旬、裁判があった。

 

   ( http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/01/21/084832 の続きです。)

 

やはり、最大の関心事は、債務保証である。 ただ、調停外で弁護士同士が話し合ったらしい。 ま、原告側の関心は、「確実に支払わせる(=債権を回収する)には、どうしたらよいか?」であるが、それには支払いが遅れた場合に、大きなペナルティーを課せば良い。

 

その代表的なものが、担保である。 通常は、土地等の固定資産であるが、この場合難しいのは、抵当権との兼ね合いである。

 

もう一つは、違約金である。 「期限の利益」を失い、大きな違約金が債務として圧し掛かるとなれば、遅延は無いだろう。 そこで原告側代理人が違約金○○円を提案しておいたので、今日は被告側代理人がその回答を持って来るハズである。

 

蛇足:「期限の利益」とは、債務の支払い猶予の事。 そこで「期限の利益」を失う・・とは、即刻、残金全額を払わなければならなくなる事である。

 

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定刻、書記官の案内で全員が弁論準備室に入り、起立して裁判官を迎えた。 そして、被告側、続いて原告側が裁判官と個別に折衝した。

 

原告側の提案に対する被告側の意見は、次の様であった。

 

   「支払いが進み残額が減っても、違約金が(固定的に)○○円と言うのは、不合理だ」

 

と、言うものであった。 ま、その様な考えもあるだろう。 逆に考えると、違約金の減額請求とも取れる。 何か、姦計でも企てているのだろうか? 

 

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そこで裁判官は、次回までに双方で条件を煮詰める様に指示し、閉廷となった。 次回は、2月の下旬である。