パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ232―高速切り替え

続いて、妻と私はリハビリ室に行った。 M医師の予診を終え、椅子に掛けて待っていると、定刻にI士が現れ、前回書いた「リハビリ・・計画書」のコピーを妻に渡し、

 

   「さぁ、やりましょう」

 

と言いながら、室内を見渡して、空いている台を物色した。

 

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今回は、動作の切り替えを中心に行った。 それはI士の

 

   「何か困っている事はありますか?」

 

という質問に、私が、

 

   「歩行バランスが悪く、動作緩慢で・・」

 

と答えたからでもあるのあろう。 具体的には、四つん這いで、右手の肘と左足の膝を胸の下でくっ付けるのであるが、I士の合図で一旦四つん這いに戻り、次に手足を替える。

 

そして同じく四つん這いで、右手・左足を水平まで伸ばし、I士の合図で手足を替える。

 

え? それなら、前にもやっただろう・・ですって??? いや、初めてなのである。 以前は手足を入れ替える時、一旦、四つん這いに戻った。 今回は、合図で入れ替える。 4拍子から2拍子になったのだ。

 

   ―――――――――――――――――

 

そして今回の新技に入った。 では、その新技とは?

 

   「立て膝は、できますか?」

 

とI氏が訊くので、私がやってみせると、

 

( http://magazine.gow.asia/image.php?image_uid=00001952&w=400 )

 

   「そうです。 ではそのまま、右脚を出してみてください。」

 

と言いながら、自分で見本を見せた。

 

( http://www.iris.dti.ne.jp/~m-breath/onepoint/apr06/2.jpg )

 

そして、今度は、左右の足を替えてみよ・・という。 そしてそれをI士の合図で、左右の脚替えを素早く行うのである。

 

まぁ、文字にすると、これだけの事だが・・