パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ231―難易度がアップ

私は一旦、四つん這いになってから、片手を後方に挙げたまま、次の課題に移った。

 

   (えぇーっ? まだこの不安定な格好で、何が出来るのか???)

 

とは思った。 すると、I士は

 

   「それじゃあ、そのままの状態で左足を挙げてください。」

 

と指示した。 今、左手と両足の3点で不安定な格好を、辛うじて維持している。 この状態で2点支持が出来るのだろうか? 私は、自分の重心の位置を左手と右膝を結ぶ直線上に置くように探した。

 

そうしたら、辛うじて左足が挙がった。 何とかなるものである。

 

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これまでの、四つん這い状態での技の難易度を見ると・・

 

   ① 片手を前方水平に挙げる

   ② ①で、挙げる手を、左右で入れ替える

           ③ 片足を後方水平に挙げ、左右で入れ替える

           ④ 片手・(逆側)片足を同時に、水平まで挙げる

           ⑤ ④で、挙げる手足を、入れ替える

           ⑥ ⑤を、I士の指示のタイミングで、高速で行う

           ⑦ ①で、後方上部に挙げ、顔を向ける

           ⑧ ⑦で、片足を後方水平に挙げる

           ⑨ ⑧で、挙げる手足を、入れ替える

 

この様に、①から⑨に行くに従って難易度がアップしている。

 

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そして室内を一周し、そのまま半階下のジムに行った。 久しぶりである。 前々任のO士の頃は、毎回レッグプレス、NuStep、エアロバイク等のいずれかをやっていた。 I氏になってからは、初めてである。

 

階下へ緩いスロープを下ると、工事があるらしく、設備の台数や場所が変わっていた。 では、I士のNuStepの目的は? それが筋力アップでなく、肩の回転だった。 負荷6で、200歩をこなした。