リハビリ230―「診断書ができました。」
同じく12月の上旬、総合病院から自宅に電話があった。
「こちら、○○総合病院の受付ですが、○○さんのお宅でしょうか? ○○さんはご在宅でしょうか?」
「ハイ、私ですが・・」
「脳神経内科の診断書ができました。 つきましては平日の○時~○時に、申込書の控えと診察券を持って、いらして下さい」
と。 そこで、次回のリハビリの日に取りに行く事にした。
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同じく、12月上旬、総合病院のリハビリの日に受付に行き、所定の金額を会計機で支払ってその領収書を提示したら、「特定疾患医療給付新規申請書」が渡された。 早速院内売店前のコピー機でコピーし、原本は封筒に戻した。
恐る恐るコピーを見ると
診 断 |
1.パーキンソン病 ②.進行性核上性麻痺 3.大脳皮質基底核変性症 |
と、2に○が付いていた。 闘病5年、セカンドオピニオンから1年、ここに漸く病名が確定したのだ!!!
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その後、妻と私はリハビリ室に移動し、M医師による予診後、I士によるリハビリを受けた。
今回の課題は、結構大変だった。 例えば、四つん這いで右手を右後方に目一杯挙げる。 この状態で顔も目一杯右を向き、右手の指先を見る。 ここまでは、I士が右手を持ってくれている。 結構、ワナワナとなってしまう。
すると、I士は
「手を離しますが、そのままで居られますか?」
と言いながら、徐々に私の右手から力を抜いていった。 私は、自分の力だけで、目一杯伸びた右腕の高さを維持しようと思った。 これが結構、大変だ。 すると、I士は
「じゃぁ、そのまま静止していていて下さい」
と言いつつ、次の課題に移った。