水彩画―人物画、三題 - パーキンソン症候群　闘病記

これまで色々なジャンルの水彩画にチャレンジしてきた。　しかし、まだ人物画は紹介していなかった。　その理由は、難しいからである。　

何が難しいか・・と言って、線一本の有無、その線の向き（角度）・長さ・色調・濃さによって、人物の表情や印象がガラリと変わってしまうからである。　

更に難しいのは顔（を含めた肌）の色。　平面部分はないので、全てグラデーションを付し、陰影も必要だ。　これに手を抜くと、平面的なアニメのキャラクター（人物）になってしまう。

では、早速紹介しよう。　女性が踊っている所であるが、全身でなく顔部分のアップである。

尚、腕の色が斑だが、これはデジカメがコントラストを強めに表現するからである。　

え？　顔が編み笠で隠れている？？？　では、顔や全身が顕わな絵でも・・

「全身が顕わ」と言っても、チャンと服は着ている。　裸婦を描くには、10年早い！？！

ただ、手甲の赤い紐だけは、細筆でも描けなかった。　ここだけは、赤い色鉛筆を使わせて頂いた。

以上、二枚の絵の元（線画）はインターネットのサイトから拝借した。　そのサイトでは塗り絵の練習用として公開しているが、個人使用に著作権の制限が有るのか否かは、一応見た積もりである。　ご指摘があれば、真摯に対応したい。

最後は、ハローウィンに因んだものである。　モチーフは（モデルではない！）、元部下のN嬢だ。　（「嬢」と言っても、二人の子持ちである。）

苦労したのは背景の森のおどろおどろしさを表現する所だった。　人物から、魔女っぽいイメージは感じ取れて頂けただろうか？

尚、N嬢の名誉のために蛇足を添えれば、本人はもっと美人であり、魔女ではなく優しい女性である。　少なくとも、私には・・