パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

健康診断―1

2014年11月の最初の行事は、会社の定期健康診断である。 私は平生通っている総合病院を選択してあった。 

 

前日は検便用検体を採取し、尿道に蛋白が残らない様にセックス(射精)も控えた。 当日にも再度採取、更に検尿用検体を採取し、健康保険証や書き込んだ書類一式を揃えて準備完了。 車なので早めに妻の運転で出掛けたので、早めに着いた。 ・・までは良かった。 

 

いつもの健康管理部に行くと、入り口に「新館の○階に引っ越しました」との看板があった。 そうだった、数ヶ月前に新館が完成し、その時脳神経内科も引っ越した事を思い出した。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/07/10/083804

 

そこで廊下で職員に道を訊いたら、親切に教えてくれた。 しかし増設に増設を重ねた病院は、迷路の様だ。 まだ時間は、ある。 慌てる必要は、全くない。 と、分かっていてもなぜか気が急(せ)いて、小走りになってしまう。

 

そして、漸くエレベータにたどり着いた。 しかし、エレベータホールに誰もいない・・ 普通、健康診断の受診者が他にもいる筈である。 それに、エレベータに乗っても、階ごとの診療案内がない・・ 極めつけは、目的の○階に行っても、無人であるばかりか、外来者に対する掲示すら、皆無である。

 

何か、基本的なところで、大きな間違いでもやってしまったのだろうか? まぁ、このまま無人のエレベーホールにいても仕方ないので、試しに大きな扉を少し開けた。 すると、じゅうたん張りの床の先に待合室が見え、数人が椅子に掛けているのが見えた。 そう、間違いはなかったのである。

                                                                                                                                                                                                                                                    では、「なぜ案内の掲示すらなかったのか?」 その答えは、帰宅時に明らかとなった。

 

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さて、待合室の入り口で職員から受付順の青い番号札を貰い、中の椅子に掛けて待っていると、数分おきに番号順に呼ばれている。 やがて私の番号が呼ばれ、受付に案内された。 

 

受付のカウンターで書類と検体を渡すと、検査着とロッカーの鍵、そして番号の書いてある名札を渡され、

 

    ① 名札を左腕の外側に、見やすいように着用する事

    ② 以降、この番号で呼ばれる事

 

との案内を受け、更衣室に入った。 いよいよ・・である。

 

尚、この番号は、ランダムである。 それは各人により検査内容が違うので、青い番号札順通りには進まないからであろう。 まぁ、

 

    「私の方が番号が若いのに、後から来た○番の人の方が、先に次の検査を受けてる!」

 

なんてクレームはないだろうが・・